しじみに多く含まれるオルニチンが快眠に良い!

Food 2014年12月19日(金)

しじみに多く含まれるオルニチンが快眠に良い!

睡眠に良いしじみ

しじみのお味噌汁といえば、翌朝の二日酔いに効くとおなじみですよね。ですが、しじみに多く含まれる「オルニチン」には快眠にもよいということが明らかになったのです!

厚労省「国民健康・栄養白書2011年」によれば、現在、日本人の半数以上が「目覚めが悪い」「寝つきが悪い」「熟睡できない」などの眠りについての不満を持っています。

しじみは救世主になれるのでしょうか? オルニチン研究会が、銀座アンチエイジングラボラトリー森田祐二氏監修のもと、「オルニチン」が睡眠や朝の目覚めに及ぼす影響の試験を行ったので、見てみましょう。

疲れ気味の人に「オルニチン」を摂ってもらった

試験の対象者は、土日が休みで交代勤務ではなく、疲れ気味(気分や感情の状態を測定するアンケート「気分プロフィール尺度短縮版」で疲労スコアが高く、活気スコアが低い)の男女22名。試験食品は「オルニチン」800mgまたはプラセボ(有効成分を含まない(治療効果のない)薬のこと)。

試験方法は、1週間のうち、火曜日と木曜日の2回、就寝約1時間前に「オルニチン」またはプラセボを摂取して就寝してもらい、翌朝起床時に各種アンケート・試験を実施するというもの。

行ったアンケートは、起床時に寝起きの体感や睡眠の質を問うOSA睡眠調査票MA版、主観的な体感や感覚の度合いを10㎝の線分を使用して数値化するVAS。他に計算問題、片足立ち時間測定、ストループテスト(文字の意味する色や文字の色を問う4つの課題にできるだけ早く回答するテスト。

頭の働きや課題への集中力を評価する)などのパフォーマンステストを行いました。同様の試験を、もう片方の試験食品を使用して、別の週にも行ったそうです。

「オルニチン」で睡眠に有意な改善が見られた!

翌朝起床時のアンケートの結果、OSA睡眠調査票MA版の「入眠と睡眠維持」の項目で「オルニチン」摂取群で有意な改善が見られました。また、ストループテストの中でも最も複雑な課題である課題4で、「オルニチン」摂取群で有意な改善があったそうです。

この結果から、就寝前に「オルニチン」を摂取した場合、眠りの体感が良くなり、翌朝起床時に頭がより早く目覚める可能性が示されました。すでに疲労回復効果が認知されている「オルニチン」ですが、疲労回復効果によって睡眠の質を上げることで、朝の目覚めの良さにつながっている可能性が考えられると結論付けています。

しじみの味噌汁をおやすみ前の習慣にして睡眠

さあ、あなたも今日から「オルニチン」たっぷりのしじみの味噌汁を就寝前の習慣にしませんか? ちなみにしじみには100g(約35個)中10.7~15.3mgと断トツの含有量で「オルニチン」が含まれています。

しじみの味噌汁が毎晩続いたら飽きてしまうという方は、キハダマグロやチーズ、ヒラメ、パンにも微量ながら含まれているので、お試しください。

Photo by coniferconifer

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