致死性家族性不眠症(FFI)って一体どのような病気なの!?

Medical 2014年11月15日(土)

致死性家族性不眠症(FFI)って一体どのような病気なの!?

子ども

不眠で悩む人は日本だけでなく、世界中にたくさんいて、私たちが普段聞いたことのないような病気で苦しむ人もいます。自分に関係ないから、と他人事だと思わず、まずは知ることから何かの一歩になるかもしれません。

致死性家族性不眠症とは?

致死性家族性不眠症(FFI)。聞きなれない病名ですが、これはどのような病気なのでしょうか。脳にプリオン蛋白と呼ばれる異常な蛋白質が蓄積することで脳神経細胞に障害を起こす疾患だそうです。

遺伝性の疾患で、患者のプリオン蛋白遺伝子の178番のコドンに異常がみられると言われています。致死性家族性不眠症でみられる症状は視床に関わるもので、夜眠れない、興奮状態になる、汗をかきやすくなる、幻覚をみる、記憶力が低下する、脈が速くなるなどがあげられます。

遺伝性の疾患

この病気の治療法、予防法は残念ながら、現在はまだ存在しないのだそうです。プリオンがなぜ蓄積するのかという原因も、不眠を緩和する方法もわかっておらず、そもそも最近までは視床が睡眠と関連があるということすら判明していなかったそうです。

ちなみに、この遺伝子を受け継ぐ家系は全世界で40家族ほどしかいないそうです。非常に少数ですが、ゼロではありません。早く、有効な治療法、予防法が発見されることを願ってやみません。

致死性家族性不眠症はとても稀な病気ですが、全世界にはさまざまな理由、病気で不眠に悩む人がいます。不眠の難しいところは、なぜ眠れなくなるのかがまだ解明されていない点にあるでしょう。

睡眠はなぜ必要か?

不眠のメカニズムが解明されないのは、睡眠の必要性がはっきりと明確にわかっていないから、という点があげられます。睡眠も不眠もメカニズムはわかっていないけれど、通常であれば私たちは毎日7~9時間の睡眠をとっています。

しかし、自然界に目をやると、この7~9時間のまとまった睡眠をとるということは普通のことではなくなります。それは捕食される危険があるからに他なりません。ある睡眠研究者はこうも言っています。

「睡眠が生存に不可欠なものでないのなら、進化がもたらした最大の失敗ということになるだろう」。

睡眠に関する悩みがいつか世界から消える日はくるのでしょうか。

Photo by Eric Peacock

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