夜勤・交代勤務の睡眠は光でコントロールできる?!

Work 2014年11月06日(木)

夜勤・交代勤務の睡眠は光でコントロールできる?!

朝の光

夜勤や交代勤務の場合、仕事が終わるのが早朝ということもあり、普通は眠っている時間に起きていなければなりません。

そんな中、眠気がくるピーク直前に光を照射させることで、体内時計を遅らせるという療法があります。これで帰宅後、朝でもストンと眠れることでしょう。

夜勤や交代勤務に伴う気分障害

過去に行われてきた睡眠障害の治療を踏まえると、夜勤や交代制勤務は気分障害を引き起こすといわれています。しかも、夜勤や交代勤務を5年以上続けてしまうと、さらに精神的に病んでしまう確率が上昇するそうです。

この問題に対して、有効な対策が立てられています。実際、夜勤や交代制勤務は性質上、どうしても慢性的な睡眠不足の状態になることが多いものです。

つまり、対策としては、働く環境のしくみすべてを整備することが第一。次いで、自己管理が重要になってくるといわれています。その自己管理方法として、ある画期的な方法が見出されています。

夜勤の睡眠が変わる!? 光を使った画期的な方法

現在、光療法というものが注目を浴びています。光療法とは、高照度の光を人体にあるタイミングで照射することで、眠気のピークをずらし、ちょうど眠りたい時間帯に眠気のピークが訪れるように調整する方法のことをいいます。

人は通常、夜になると、体温低下と共に眠気のピークが訪れます。しかし、この眠気のピークが訪れる時間帯以前に、光を照射することで、体内時計を遅らせることができるのです。

そうして夜中、夜勤や交代制勤務に勤しんだ人々は、早朝の帰宅後に眠りにつきやすい状態になり、リラックスした状態で眠ることができるというわけです。

眠気コントロールはすでに各所で導入されている!

この眠気をコントロールできる光療法の原理は、すでにNASA(米航空宇宙局)や発電所、石油精製所などの24時間体制で稼働する場所で取り入れられています。

例えば、夜勤環境を2500ルクス以上に保つというシステムが開発されていたり、高照度の照明器具を用いて、眠気をコントロールしていたりする場所もあるようです。

24時間稼働が当たり前になっている現代社会において、夜勤はもはや珍しいものではなくなってきました。しかし、人体にとっては無理が生じていることは確かであり、体調不良や眠気や睡眠不足が原因の事故も多発しています。

光療法や、その原理が今後ますます取り入れられていく世の中になっていきそうです。

Photo by Antony Zacharias

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