年をとると眠れなくなる、それって健康? 年配者に適した睡眠とはどんなもの?

Health & Beauty 2014年11月01日(土)

年をとると眠れなくなる、それって健康? 年配者に適した睡眠とはどんなもの?

歳をとった女性

昔はあんなによく眠っていたのに、年をとったら寝ていられなくなった……そんな声をよく耳にします。「健康でいるためには眠ることが大切というけれど、若い頃よりも睡眠時間が少なくなった」と不安になる方も多いようです。

年をとると睡眠時間が減る、その原因はいったい何!?

人間は年をとるにつれて、身体や脳が必要とする睡眠時間が変化します。個人差はあるものの、青年期は7時間ほど睡眠時間を必要としていたのに対し、60歳を超えると6時間ほどで足りるようになるといわれています。

しかし実は、必要とする睡眠時間が減ったからといって、免疫力などを司る成長ホルモンが分泌されにくくなるわけではないのです。

また、年配の方が「眠れなくなった」と感じる要因として考えられるのは、早朝覚醒の傾向が強まるということにあります。自然と朝4時、5時に目が覚めてしまうのです。

これは病気というわけではなく、体内時計のリズムが若い頃から変わってくるために起こる現象です。

睡眠満足度低下を食い止める、睡眠改善の施策とは!?

会社をリタイヤし、日々仕事に追われていたような生活から解放されたのに、睡眠の質の低下を訴える年配者は少なくありません。

これは何十年と続けてきた生活リズムが崩れて、睡眠に悪影響を及ぼしている結果だといえます。例えば、翌日特に予定がないからと深夜まで起きていることや、逆にやることがないからといって早めに寝るといったことはありませんか?

就寝時間・起床時間が長年の習慣から体内にセットされていて、それがずれることによって、眠りにくくなっている可能性があります。

さらに、年齢と共に深い睡眠は割合として減少していきます。途中で目が覚めやすくなるのも、それが一つの要因と考えられます。

気をつけたい!  高齢者に多い睡眠障害

睡眠障害には、年齢とともに発症しやすくなるものがあります。まず有名なものが、睡眠時無呼吸症候群。これは就寝中に突然呼吸が止まることで中途覚醒したり眠りが浅くなったりするものです。

次にレストレスレッグス症候群。これはむずむず脚症候群とも呼ばれ、脚にむずむずと虫がはってくるような感覚や脚がソワソワと落ち着かず寝付けない症状をいいます。そしてレム睡眠行動異常症。

これは夢の中の行動を現実でも行ってしまう障害です。恐ろしい夢を見て叫び出したり、家族に暴力をふるってしまったりという問題が起きます。

これらの睡眠障害は、専門のクリニックに通うことにより快方につなげていくことができます。睡眠外来や精神科のなかで睡眠治療を行っているクリニックに連絡をして、お医者さんに相談してみましょう。

また、本格的な睡眠障害になる前に手立てをとることも重要。

日中の活動を充実させて、身体を動かし、日光に当たり、睡眠環境を整えて就寝してみてくださいね。

Photo by Jason Jones

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