老化はイヤ! 脳の老化も防ぎたいなら、睡眠を侮るなかれ

Health & Beauty 2014年10月29日(水)

老化はイヤ! 脳の老化も防ぎたいなら、睡眠を侮るなかれ

寝転がっている女性

アンチエイジングや美魔女といった言葉も浸透して、いつまでも若々しく美しい人が増えてきているようですが、やっぱり健康で頭も冴えていてこそではないでしょうか。今回は脳の老化と睡眠の関係についてご紹介しましょう。

人生80年。健康な体の維持は若い人にとっても気になるところ

長寿の人が多い日本。国連の専門機関である世界保健機関(WHO)が発表した2014年版「世界保健統計」では、世界の平均寿命が70歳のなか、平均寿命が84歳の日本は世界一とのデータがでています。

理想的なのは、やはり元気なままで長生きすること。「まだまだ先のことでイメージできない」という人もいるかもしれませんが、20歳以上の男女を対象にした世論調査では、3人に2人が日常生活に不安を感じていると答え、その理由として老後の生活設計や自分の健康が上位をしめています。

結婚にとらわれない生き方も尊重される社会となった現代、老後について若い世代も意識する人が増えてきているという背景があるのかもしれません。

そうした風潮もあってなのでしょうか、寿命についても、健康に問題がなく日常生活が制限されずに暮らせる年齢を指す「健康寿命」という言葉が注目されるようになってきました。

睡眠は脳の病気や老化を防ぐカギ?

食生活や運動などは、健康にも影響が及びやすいことはイメージしやすいと思いますが、実は睡眠時間が脳の老化と関連があることがわかってきたのです。

脳の老化が早まる原因には、生まれつきである遺伝子のほか、環境要因があると考えられています。また高齢になってくると認知力が低下するほか、パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患も心配です。

でも、お年寄りの全員がこれらの病気に悩まされるわけではありません。何かそうしたリスクを減らすことができないか? と考えたときに、睡眠をきちんととることを心がけることで、リスクを予防する効果があるかもしれないということが、デュークNUSシンガポール校の研究によってわかってきました。

研究では睡眠時間と認知能力に関係性があるとの結果に

実験の内容は、55歳以上の人を対象に、睡眠の長さと質についてリサーチ、さらに認知力を試す検査と脳の容積の測定を行うと同時に、睡眠時間が脳にどう影響するかを調べるというものです。

その結果、年齢を重ねても認知力が上がる人がいることと、睡眠時間が少なかった人ほど認知能力にも低下がみられる、ということがわかりました。

つまり、睡眠時間は脳の老化と関係しているということです。もちろん、これは実験場でのことですし、睡眠だけに対して一部の薬や治療に劇的な効果を期待することは難しいかもしれません。

でも、ちりも積もれば山となるともいいます。

今日の疲れをとり、明日の活力を生む睡眠、さらに将来のためにも大切にしてみてください。

【参考】
日経新聞:日本が長寿世界一を維持 平均84歳、WHO発表
3人に2人が生活に不安、一番の悩みは「老後」……内閣府「国民生活に関する世論調査」

Photo by shanon wise

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