睡眠からの覚醒には、どんな光がいいの?

Health & Beauty 2014年10月25日(土)

睡眠からの覚醒には、どんな光がいいの?

カーテンを開ける女性

「朝日を浴びると、覚醒に効果的」というのはよく聞くことではないでしょうか。寝ぼけながらも、太陽光を浴びながら軽く身体を動かすと徐々に心身が目覚めていくことを感じますよね。

睡眠や覚醒に効果がある光とはどういったものなのでしょうか。そして、どうして光が身体に好影響を与えるのでしょうか。

なぜ光は身体に好影響を与えるのか? そのメカニズムを解明

実は、人間の身体のリズムは24時間ではありません。研究によると、一日の周期は25時間ほどであることがわかっています。そのため、閉鎖された空間にいると人の体内リズムはどんどん狂っていってしまうのです。

このズレを調整してくれるのが朝の光です。起床して日光を浴びることで、その体内時計のズレをリセットしてくれます。これにより、夜決まった時間に眠くなり、朝は自然と目が覚めるようになるのです。

太陽光以外にも人体に好影響な光はあるの? 光はどう浴びると効果的??

実は、太陽光でなくても人体に太陽光に似た影響を与えることはできます。しかし、人工的な光で太陽並の光量を再現するのは困難です。

さらに、人が明るいと感じる部屋でもせいぜい300ルクス~400ルクス。一方で、「暗いな」と感じるような屋外であっても実は3000ルクスを超える照度があるのです。

10倍以上、屋外の方が明るいにもかかわらず、私たちは部屋の中を明るいと感じ、屋外を暗いと感じるのです。室内で照明の光を浴びるよりは、たとえ曇りであっても外に出て太陽の光を浴びた方が手っ取り早いということですね。

現代病とも呼べる昼夜逆転 睡眠と覚醒のリズムのズレとは

多くの人は、自然に太陽光を浴びて体内リズムを整えていますが、なかなかそれができない人が現代には出てきています。

例えば、昼夜逆転で仕事をしているようなシステムエンジニア、在宅で仕事をしているフリーランスの人などは日光を浴びる機会が少ない方が多いようです。

すると、夜は眠くならないためにさらに仕事を続け、明け方頃やっと寝付くという習慣になってきてしまいます。睡眠リズムがずれていると、睡眠中の成長ホルモンが正常に分泌されなくなります。

不登校や引きこもりなどの子どもにも同じことが言え、成長ホルモンが活発に分泌される青年期を暗い部屋の中で過ごしてしまうことで、免疫力の低下や自律神経の不調などを招く危険性があります。

仕事のスタイルをすぐに大きく変えることは難しいでしょうし、引きこもりの子どもを外に連れ出すことはもっと難しいかもしれません。

しかし、ほんの30分でよいので外に出て休憩してみてはいかがでしょうか。ベランダに椅子を置いて、そこでお茶を飲んでもよいでしょう。

光を浴びるという意識をきちんと持つことで、睡眠の質や寝起きのすっきり度も変化していきますよ。

Photo by Mislav Marohnić

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