スマホのSNSで高校生の睡眠時間が削られている?!

Lifestyle 2014年10月24日(金)

スマホのSNSで高校生の睡眠時間が削られている?!

伏せている女性

ソーシャルメディアが普及してからしばらく経ちますが、それによって高校生たちの睡眠時間が削られている現状があります。いったい、高校生たちはどのような夜を過ごし、どのような思いでスマートフォンを利用しているのでしょうか。

高校生が睡眠時間を削ってソーシャルメディアにかける時間は?

スマートフォンが普及している今、多くの高校生たちはインターネットを介してソーシャルメディアに時間を割いています。総務省の情報通信政策研究所の調査によると、高校生がスマホや携帯電話を使ってネットを利用している時間のうち、一番長いのが「ソーシャルメディアを見る時間」でした。

では、スマホ利用によって何の時間が削られているのでしょうか。「睡眠時間」という回答が40.7%と一番多く、次に34.1%の「勉強時間」と続きました。

この睡眠時間をネットのために犠牲にしている傾向は高校生だけでなく、中学生や小学4~6年生にも同様だそうです。

高校生たちの言い分

なぜ高校生たちは睡眠時間を削ってまで、ソーシャルメディアに励むのでしょうか。そこには、高校生たちの一種のコミュニケーションの特異性が反映されているようです。それは、相手に面と向かって言いづらいことや言うのは避けたいことなどを、メールやメッセージで済ませようとする特徴です。

LINEやメールは、直接相手に話すことをためらわれることに利用されているそうです。それは、相手に拒否されたり、文句や小言を言われたりというリアクションを目の当たりにしなくて済むので、自分自身が傷つかずに済むという心理からきているといわれています。

傷つきたくないという思いが、スマホでのコミュニケーションを助長させている面があるようです。

厚労省による注意喚起

先日、厚生労働省が出した新しい睡眠指針では、若者の夜更かしについての内容が盛り込まれました。それは、寝床に入ってからのメールやゲームのやりすぎを避けるように、という内容です。スマホや携帯電話、ゲームは光の刺激で目が冴えてしまい、眠れなくなってしまうことが挙げられています。

また、夜更かしを続けると、体内時計がずれて夜型になってしまうことも指摘され、高校生で起床時刻を3時間遅らせた生活を2日続けるだけで、体内時計が45分遅れるなどの具体的なデータも出されています。

コミュニケーションが活発化するソーシャルメディアの良い面とは裏腹に、高校生たちの心理面の変化と、睡眠習慣が損なわれることには不安が残ります。

Photo by Cristiana Gasparotto

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