睡眠中にうなり声のようないびきをかく人はカタスレニアかも?!

Medical 2014年10月19日(日)

睡眠中にうなり声のようないびきをかく人はカタスレニアかも?!

寝ている男性

寝言やいびきは自分では気づきにくいものですよね。もしかしたら、自分も激しいいびきやとんでもないうなり声をあげているかもしれませんよ。心配な方は一度、家族の方などに聞いてみるとよいかもしれません。

睡眠中にうなり声をあげる病気とは?

ギリシャ語に「カタスレニア」という言葉があります。カタ(ようなもの)+スレニア(うめき)という意味で、睡眠中にうめき声やうなり声をあげる病気のことを指している言葉なのです。

これは睡眠時随伴症と呼ばれる寝ぼけ行動などのように、睡眠中に起こる疾患のひとつです。通常のいびきであれば、息を吸うときだけにかくものです。しかし、カタスレニアの場合は、息を吐き出すときにだけうめき声やうなり声をあげる症状がみられます。

眠りについてから1時間半から3時間後によく起こると言われていて、数十秒のうめき声やうなり声が数十分の間隔で繰り返されます。

カタスレニアは気づきにくい?

このうめき声やうなり声を「カタスレニア」という病気だと自覚する人はまれで、本人ではなく、家族からの訴えで病気に気づくというケースがほとんどのようです。

この病気の原因はいまだに解明されていません。現状では、家族への騒音以外に害はないと考えられているそうですが、ほかの病気と誤診をしないために睡眠ポリグラフというセンサーを使った検査による診断が必要になります。

このカタスレニアは、睡眠時無呼吸症候群と合併して起こす人も多いようです。そのため、まずはマウスピースなどを用いた睡眠時無呼吸症候群の治療を行い、その後、睡眠ポリグラフ等でカタスレニアが消失したか検査するという方法もとられているようです。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人

睡眠時無呼吸症候群だけの疾患でもうなり声のように激しいいびきをかくこともあります。いびきを繰り返した後に数十秒、無呼吸状態になり、その後、荒い呼吸とともに激しいいびきを繰り返します。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人は、主に2パターンに分かれます。(1)太っている人、(2)気道が狭い人です。

肥満になると、気道にも脂肪がついて狭くなってしまうため、息を吸うと気道の壁も一緒に吸引されて閉じやすくなってしまうことがあります。気道が狭い人は顎の小さい人や首の太い人によくみられると言われています。

自分ではなかなか気づかないかもしれませんが、まわりから激しいいびきやうなり声などを指摘されることがあったら、すぐに病院でお医者さんに相談しましょう。

Photo by Rachel

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