気合いを入れて眠るとどうなる!? 本当の安眠法って?

Health & Beauty 2014年10月11日(土)

気合いを入れて眠るとどうなる!? 本当の安眠法って?

寝ている女性

明日はどうしても寝坊ができないという大事な日の前夜には、多くの人が「気合い」を入れて眠るようです。実はこの気合いを入れて眠るということは、交感神経を自ら高めながら眠るということ。そもそも気合いを入れて眠るのは、睡眠にとってプラスなのでしょうか?

気合いを入れて眠ると眠りが浅くなる!?

楽しみなことがある当日にわくわくして予定より早く目覚めてしまうことってありますよね。実はこれ、「明日は絶対に6時に起きる!」と気合いを入れて眠ったときと同様に、交感神経が高ぶったまま眠っているために、目覚めやすいのだそうです。

交感神経とは、運動をしたり、頭を使ったりするときに活発に働く神経のこと。眠っている間も交感神経が高まり活動的になっているという理由から、パッと目が覚めるというわけです。

しかし、気合いを入れて交感神経が高ぶったまま眠ることには、少々デメリットがあることを見逃すことはできません。

本当の安眠法とは?

実は、交感神経が高ぶったまま眠ってしまうと、朝の目覚めは良くなるものの、眠りが浅くなってしまうため、結果的に睡眠不足になりがちになるといわれています。

普通、睡眠中は目が覚めているときと違って、自律神経系の活動は、副交感神経のほうが優位になるといわれています。副交感神経の働きが下がると、血管がゆるみ、心拍数が遅くなり、体温や代謝が低下していきます。

眠っている間は、この副交感神経の働きが下がった状態の眠りがあることで、深く眠れるといわれています。人は睡眠中、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているといわれていますが、副交感神経が優位になるのはノンレム睡眠時です。

「自律神経の嵐」のレム睡眠

一方、レム睡眠時には心拍や呼吸が激しくなります。そのため、レム睡眠のことを「自律神経系の嵐」ともいうことがあるそうです。

このレム睡眠のときには、眼球運動が速く、心拍数や呼吸は速くなって乱れ、さらに胃酸分泌量は増加し、大脳が活性化します。一方で、筋肉の緊張は著しく低下し、発汗はしないという特徴もあります。

実は、このレム睡眠とノンレム睡眠の変化を繰り返すことで、身体や脳が調整されているのだそう。そのため、睡眠不足でこの浅い眠りと深い眠りがどちらも不十分になると、身体の疲れが取れなかったり、脳の記憶も低下したりといった状況になってしまうのだそうです。

結果的に、眠るときは気合いを入れるよりも、リラックスしたほうが安眠できるようですね。

大事な予定の前の日はどうしても落ち着かないものですが、自分のリラックス方法を模索して、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

Photo by Joe St

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