秋の夜長にぐっすり眠る!良質な睡眠のコツを学ぶ

Medical 2014年10月01日(水)

秋の夜長にぐっすり眠る!良質な睡眠のコツを学ぶ

秋の月

2014年9月7日(日)に、睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)主催、「秋のすいみんの日」市民公開講座2014が東京都千代田区のベルサール九段にて催されました。

「すいみんの日」は、睡眠に関する正しい知識の普及・啓発を目的とする睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)によって、2011年に制定されました。3月18日を「春のすいみんの日」、9月3日を「秋のすいみんの日」と定め、その日の前後に毎年全国5~6ヶ所の都市で市民公開講座を開催しています。

「秋のすいみんの日」市民公開講座2014

「睡眠は健康のパートナー 睡眠障害の予防と治療」
9月3日の「秋のすいみんの日」にちなんで、「睡眠は健康のパートナー 睡眠障害の予防と治療」のテーマのもとに市民公開講座が開催されました。

講座は、睡眠コンサルタントの友野なおさんの司会によって進行され、次のような講演がありました。

講演の様子

13:00 開会挨拶

髙橋 清久 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事長)
「睡眠は、健康な人生に欠かせないものです。本日の講演をぜひ役立ててください」

13:10 総論 なぜ眠りは必要なのか?

大川 匡子 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事)
「人は睡眠によって脳を休息させ、細胞を修復し、免疫力を活性化させています。良い眠りは健康に必要なのです」

13:30 睡眠衛生について ストレスと上手につきあって質のよい眠りを手にいれましょう!

尾﨑 章子 (東邦大学看護学部看護学科 教授)
「寝室は暗くして、騒音を遮断し、リラックスできる環境で就寝することが大切です」

14:00 睡眠障害の早期発見 睡眠検査を受けてみませんか?

川名 ふさ江 (一般社団法人 日本睡眠総合検診協会 代表理事)
「睡眠の専門医を受診すると、入院しなくても自宅で睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査ができる簡易型終夜睡眠ポリグラフィー検査を受けることができます」

14:20 休憩

14:35 認知行動療法 睡眠力を高める実践法

岡島 義 (東京医科大学睡眠学講座 客員教授)
「認知行動療法には、睡眠薬の服用と同等の効果があります。手のひらをギュッと握って5秒後にパッと離してリラックスする。足の筋肉や顔の筋肉を同じように緊張させてからパッと緩和させる。この行動だけでも寝つきが良くなります」

15:05 薬物療法について-安心・安全・効果的に利用するコツ-

三島和夫 (国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 部長)
「睡眠薬の歴史を紹介します。現在、処方されている睡眠薬はより安全なものに進化しています。薬物療法は抜け出せないものではなく、睡眠が改善されれば睡眠薬は必要なくなります」

15:35 休憩

15:45 質疑応答 回答者:講演者一同

16:05 閉会挨拶

髙橋 清久 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事長)
「現代の日本は、なかなか睡眠がとりにくい状況にありますが、睡眠は大切です。本日の講演を参考にして、良い睡眠を心がけてください」

受講した皆さんは、熱心に講演に耳を傾け、ときにうなずいて聞き入っていました。

それだけ、睡眠の問題に関心を寄せる人が多いのかもしれません。またこの市民公開講座を通して、自分の睡眠スタイルを改善するヒントをつかんだのかも知れません。

「秋のすいみんの日」市民公開講座2014は、こうして盛況のうちに幕を閉じました。

市民公開講座の今後の予定は、次の通りです。

2015年

3月13日 茨城

3月14日 富山

3月15日 東京

3月15日 鹿児島

3月28日 宮崎

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