「眠れない」「睡眠が浅い」は台風のせいだった!?

Topics 2014年09月19日(金)

「眠れない」「睡眠が浅い」は台風のせいだった!?

台風

台風の日にはなぜか調子が悪い、朝から頭がボーっとする、夜もぐっすり眠れない。こんな症状を感じる方は多いのではないでしょうか。

実は、台風や雨など、天気が不安定になると、身体にある変化が起きることがわかっています。そして毎日の睡眠にも影響が出てきてしまうのです。この台風と睡眠の関係性に迫ってみましょう。

台風の日には睡眠に支障が出る!?

なぜ台風の日は体調が悪くなるのでしょうか?

気象庁によれば、『熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。』とあります。

台風のように低気圧がやってくると、副交感神経が優位になることがわかっています。すると、人は活動的でなくなります。しかし、一方で気圧が低下するとヒスタミンが体内に増え、交感神経を刺激するといわれています。

つまり、低気圧は副交感神経と交感神経の両方を刺激するため、バランスがとれなくなる場合があるようなのです。また、自律神経は寒暖の差にも敏感に反応するので、その気温差に順応できないと睡眠の異常やイライラ、動悸、めまい、手足のほてりやのぼせ、偏頭痛、血圧異常などが起きるといわれています。

自律神経失調症と不眠症の関係とは?

一般的に、自律神経のバランスが乱れると不眠になるといわれています。これは、身体を休める副交感神経が働きにくくなることが原因として考えられています。

交感神経は日中、身体を活動させるために強く働くものですが、夜になるにつれてどんどん交感神経の活動は弱まっていき、副交感神経が優位になります。

しかし、台風などの低気圧の影響を受けて自律神経のバランスが乱れると、夜になっても一向に副交感神経が強く働かない状態になってしまうのです。

また、自律神経は免疫機能とも深くかかわっているといわれています。気圧の変化によって交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、異物から身体を守る働きをしている白血球の数に影響が及び、炎症が起きることでさまざまな疾患が起きることもあるようです。

気圧の変化による睡眠障害への対処法とは

台風や雨などで低気圧になると体調が悪くなり、不眠や睡眠不足に陥ってしまったら、どのような対策をとればいいのでしょうか。

低気圧によって起きる自律神経バランスの乱れに対しては、生活リズムを整え、自律神経のリズムに逆らわない生活をすることや、爪もみなどの自律神経系の調節、深呼吸をして血中酸素飽和度を上げること、入浴や適度な運動で血行をよくすること、身体を温めること、ビタミン類をしっかりと摂取すること、適度にリラクゼーションを心がけることなどがいいといわれています。

自覚症状のある方は、台風などの低気圧の日にはぜひ意識して過ごしてみてください。

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