「世界と日本」仕事中の眠気への対処方法に違いあり!

Work 2014年09月13日(土)

「世界と日本」仕事中の眠気への対処方法に違いあり!

ソファで寝ている男性

日中、仕事中であっても眠くなるのは世界共通。欧米では、眠気対策として昼寝時間が容認されているケースもある中、日本でも各企業で昼寝制度が導入されるなど、昼寝についての考え方が一新されつつあります。

しかし、そもそも海外の人たちとは根本的に、眠りの取り方に違いがあるようです。

海外では仕事中の眠気、どう対処している?

仕事中にうとうとと居眠りをしてしまいそうになるのは日本人だけではありません。アメリカの会社員も当然うとうとすることはあります。

北米では、そんな職場での居眠りが、「戦略的仮眠」として扱われ、専用の部屋が用意されているケースもあるそうです。その目的は、疲労が原因で起きる劣悪労働を避けるためだといわれています。

日本でも、2003年に旧・産業医学総合研究所(現・労働安全衛生総合研究所)が、睡眠不足の場合やシフト制勤務の場合には、短い昼寝を挟んだほうがいいと勧めています。

このようなマネジメントの一つとしての戦略的仮眠は、居眠り運転の防止にも役立っているようです。

欧米と日本の仮眠の取り方の違いとは

ところで、この欧米と日本の仮眠ですが、似ているようで少々異なる点があるようです。それは、その仮眠の取り方にあります。

日本において、仕事中によくあるのは、仕事の手を動かしながら、ちょっとうとうとしてしまったというケースです。そんなときは、居眠りしていたことに気づき、すぐに仕事に戻ることでしょう。

そしてしばらくして睡魔が襲ってきて、またうとうと。つまり仕事をしながらの仮眠ということになります。一方、北米やオーストラリア、北欧などでは、このような仮眠の取り方はしないのだそうです。

管理された時間内で仮眠を取るときも、他の物事の進め方と同じように、もっぱら引きこもって眠り、その後、仕事に戻るといいます。

仮眠も仕事も同時進行の日本

このような物事の処理方法の違いから、欧米の仮眠は「モノクロニック睡眠」、日本の仮眠は「ポリクロニック睡眠」と区別することができます。

モノクロニックとは、物事や仕事を一つずつ処理していく方式で、活動ごとに行う時間が割り当てられる方式です。それぞれの活動において時間厳守が要求されます。

一方、同時に複数の活動を行う日本に根付いているようなポリクロニック社会では、いつも「~しながら」が当たり前の世界です。同時にいくつかの仕事を片付け、必要であればいつでも仕事を中断するという特徴があります。

このような時間に関する認識の違いが、仮眠の取り方にも表れているようです。

Photo by Svein Halvor Halvorsen

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