不眠にも効果があるの? アニマルセラピーが秘める可能性

Health & Beauty 2014年09月06日(土)

不眠にも効果があるの? アニマルセラピーが秘める可能性

犬

「最近寝付きが悪い」「眠ってもすぐに目が覚めてしまう」、そんな悩みを抱えている方は少なくありません。特にストレスを感じやすい現代社会においては、心のバランスを崩して睡眠障害に陥ることも多いよう。

そんな仕事のストレスや対人関係の悩みなどの精神的負荷を抱え、不眠症に陥っている方はアニマルセラピーを試してみてはいかがでしょうか?

近年注目されるアニマルセラピー その魅力を徹底解剖

アニマルセラピーは犬や馬など人と長く触れ合ってきた動物を使ったセラピーです。動物介在療法とも呼ばれています。

このアニマルセラピーによって得られる効果としては、身体的には主にリラックス効果、症状の回復や改善、環境への適応力の涵養などが挙げられます。また、精神的にも癒やし効果やくつろぎ効果、自立の促しや発想力の向上などの効果が期待できます。

病院や施設でもアニマルセラピーが取り入れられています。高齢化社会の進行から、お年寄りと動物のふれ合いを促進し心と身体の元気を取り戻してもらおうという動きも出てきています。

アニマルセラピーで不眠症を解消する そのメカニズムに迫る

アニマルセラピーには抱えているストレスを解消してくれるという効果があります。

ストレスは睡眠に大きな影響を与えます。頭の中でも仕事の状態から抜け出せず「あれをしなきゃ、これもしなきゃ」と考えていたり、孤独感や疎外感が抜けず「どうせ私なんか」と思ってしまったりします。つまりストレスからくる「独り言」がずっと頭の中に鳴り響いてしまい、睡眠を妨げるのです。

動物と触れ合うと、動物のかわいらしさや動物との対話に脳が集中するので、頭の中を占めていたストレス要因となる「独り言」をストップすることができます。

また、ストレス負荷がかかると深い睡眠であるノンレム睡眠に入れなくなります。ノンレム睡眠時にしか脳は休まることができません。脳を休めないとストレスは一層深刻化します。深刻な睡眠障害に陥り、時には抑うつ状態なども引き起こされるようになってしまうでしょう。

動物とのふれ合いは心身の緊張をほぐしてくれるので、健康的な睡眠に導いてくれます。

ストレスを感じて追い詰められていた方にとって、動物とすごす時間は人間関係の煩わしさを忘れられる癒やしの時間となるでしょう。

動物との添い寝はよいの? 癒やされるけれど途中で起こされるジレンマも

アニマルセラピーは睡眠にとても良い影響を与えることがわかりました。しかし、動物と一緒に眠ることはあまりオススメしません。

もちろん飼っているペットと一緒に眠ることは精神的癒やしにつながるのですが、ペットと眠っていると途中で起きることがしばしばあるはずです。中途覚醒を繰り返してしまうと、どうしても深い睡眠には入れなくなってしまうのです。

ノンレム睡眠を確保できないと心身の疲れがとれません。特に脳が休まらず、処理能力が下がったり仕事に支障を来してしまったりという影響が出てもおかしくありません。

それでも、動物は人間にとても良い影響を与えてくれるということは明白です。生活習慣を見直しても睡眠の悩みを解決できない方は、動物とのふれ合いの時間を増やしてみてはいかがでしょうか。

生き物なので安易な考えでペットを飼うことはオススメしませんが、動物と触れあえる施設に足を運んでみたり、ペットを飼っている友人宅にお邪魔したりするだけでも、気持ちが変わっていることに気づくはずです。

試してみる価値はありそうですね!

Photo by Emily Orpin

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