グリシンは睡眠にどのような影響を与えているのか? 徹底解明!

Medical 2014年09月05日(金)

グリシンは睡眠にどのような影響を与えているのか? 徹底解明!

エビ

暑くて寝苦しい夜は、どうしても眠りが浅くなってしまうもの。今回ご紹介するグリシンは睡眠の質を改善する物質と言われています。ぜひ、快眠のご参考にしてみてください!

グリシンって何の物質?!

グリシンという物質をご存知でしょうか? これはエビやカニに多く含まれている物質で、非必須アミノ酸の1つです。アミノ酸には、体内でつくりだすことができない必須アミノ酸と体内で生成可能な非必須アミノ酸の2種類があります。

グリシンは最も古いアミノ酸と考えられており、生物が誕生する遥か昔から地球に存在していたと言われているのですが、このグリシンが睡眠の質を高める効果をもっているということが判明したそうです。

なぜグリシンが睡眠の質を高めるのか? とても気になりますよね。ここからはグリシンがどのような働きをしているのか、詳しく見ていきたいと思います!

偶然から判明した「睡眠との関係」

グリシンが睡眠と関係していることは、なんと偶然に判明したのだそうです。2002年にあるアミノ酸の効果を調べる実験で、比較対象のための偽薬(何の効果もないもの)としてグリシンが用いられました。グリシンはその時は、特殊な働きはしないアミノ酸として考えられていたのです。

ところが、1人の被験者に“異常”が起こりました。この方は、日頃から睡眠状態が芳しくなく、日中にだるさを感じることが多々あったそうですが、偽薬であるグリシンを飲んだ翌日はすっきりと目覚めがよく、だるさを感じなかったというのです。

一体、どういうことなのでしょうか?

サプリメントの摂取も効果的!

その後、グリシンと睡眠に関する研究が本格的にはじまりました。わかったことは、グリシンは手足の血管を広げて、血流をよくするということでした。

すると、身体の中心部分の熱が手足に運ばれるようになり、深部体温が下がります。深部体温が下がると、人は眠りやすくなるので、睡眠の質が高まる効果があると考えられているのです。

グリシン、素晴らしいですね! この物質は体内で自動的に生成できるものですが、エビ、カニ、イカなどの魚介類をとるとよいのだそうです。ただ、睡眠の質を高めるためには3グラムのグリシンが必要と言われていて、これを食べ物から摂取するのは困難なため、サプリメントから摂ることがおすすめ! グリシンで睡眠の質を高めましょう!

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