成長ホルモンで美肌! ゴールデンタイムのウソ・ホント

Topics 2014年09月04日(木)

成長ホルモンで美肌! ゴールデンタイムのウソ・ホント

背伸びをしている女性

美肌の秘訣は、成長ホルモンにあります。女性はある一定の時間になると、就寝していなくても成長ホルモンが自然と分泌されます。就寝時刻にこだわるよりも、お肌のために良質な眠りを心がけましょう。

睡眠によって成長ホルモンが分泌され、体の組織の修復をします。細胞もまた修復されるため、睡眠は肌荒れを抑えてくれることは十分に考えられることでしょう。

“ゴールデンタイムは午後10時”はホント? 大事なのは、睡眠の質

よく午後10時から12時の間が、お肌にとってのゴールデンタイムで、この時刻に就寝すると、成長ホルモンが分泌されて、美肌効果が高まるといわれています。

逆にいうと、午後10時前に就寝していないと、肌荒れの原因になるというのです。しかし大切なのは、じつは時刻ではなく、いかに良質な睡眠をとるかにかかっています。

男性は眠りにつくと初めて成長ホルモンが分泌されます。女性は夜の10時頃になると、就寝していなくても成長ホルモンは自然と分泌されます。

眠りについた時刻に関係なく、深く、しっかりと眠ったときには、成長ホルモンは分泌されます。眠りについた初期の段階で、成長ホルモンは盛んに分泌されるのです。

時刻帯に固執しすぎるのは、取り越し苦労だといえそうです。

成長ホルモンの役目とは

そもそもホルモンとは、体内のとある臓器で産生され、血液中に分泌され、離れたところにある細胞に作用する物質のことです。ときには血液中に出て行かないで、産生拠点の臓器に作用したり、隣の細胞に作用したりもします。

成長ホルモンは、脳の真ん中にある脳下垂体で産生されます。小児期には、背を伸ばす働きをするため、成長ホルモンの名があります。しかし成長を終えた大人になってからも、成長ホルモンは分泌され続けます。

筋肉や骨や皮膚に働きかけて、細胞を修復したり、新しい細胞を作ったりします。骨代謝、タンパク代謝、脂質代謝、糖代謝、水分・電解質代謝などに成長ホルモンは関係しています。生涯にわたって、私たちの体に成長ホルモンは働きかけているのです。

甘いものは、美肌の敵!

気をつけなければならないのは、血液中の糖分や脂肪分が高いと、成長ホルモンの分泌は、抑制されることです。夜更かしをして眠りにつく前に、甘いものや、炭水化物や、油分が多いものを食べている方が、ずっとお肌には良くないといえそうです。

午後10時までに寝ると、お肌に良いというよりも、早寝の習慣は、夜更かしによる余計な飲食を避けて、結果的には美肌に効果的だと考える方が的を射ているようです。

健康なからだ作りのためにも良質な眠りを

成長ホルモンは、美肌効果だけではなく、体の細胞に働きかけて、骨や筋肉を強くします。また脂質を代謝して、脂肪の分解を促してくれます。

健康な肉体を維持するためにも、しっかりと熟睡することは大切なのです。

参考文献
『睡眠のはなし – 快眠のためのヒント 』
日本大学医学部付属病院精神科教授/内山真著 中央公論新社
『街ぐるみ認知症相談センターNewsletter

Photo by Gabriela Camerotti

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