地味にツラい! 鼻づまりによる睡眠不足からくる日中の眠気

Lifestyle 2014年08月28日(木)

地味にツラい! 鼻づまりによる睡眠不足からくる日中の眠気

鼻をかんでいる女性

夏場はエアコンなどで体調を崩しがちな方もいるのではないでしょうか。ただでさえつらい鼻づまりですが、せっかくのリラックスタイムや安眠まで妨げることもあって、油断していると体調にも影響してしまいます。

鼻づまりの症状は、体の防衛反応

鼻づまりでよく眠れなかったという経験は、多くの人にあると思います。鼻から呼吸ができなくなり口呼吸に頼った結果、息苦しく、また口の中が乾いてしまってつらいものですよね。

私たちの鼻の中に何か異物が入った場合、これを察知すると、まずはクシャミで排出したり、鼻水を分泌して洗い流そうとしたりします。

さらには、粘膜を腫らすことで鼻腔をふさぎ異物から体を守ろうとするのですが、これがいわゆる鼻づまりの状態です。つまり鼻づまりは体の防衛機能のひとつなのです。

鼻づまりが長引くと眠気に悩まされるという人、それは睡眠障害かも

鼻づまりの原因としては、風邪や花粉症といった短期間のもの以外に、アレルギー性鼻炎が知られているのではないでしょうか。

このアレルギー性鼻炎は世界中で急速に増加していて、現在では先進国で人口の20~40%に達していることが疫学調査で明らかになっているのです。

さらに最近ではアレルギー物質がなくても鼻炎の症状が出る場合もあります。このように風邪や花粉症などの季節が限定されるのではなく、通年、鼻づまりに悩んでいる人が少なくないのです。

慢性化すると自覚症状のないままに治りきらない状態が続いてしまう場合もあります。そしてその結果、睡眠障害になることもあるのです。

これまで鼻づまりと睡眠障害との関係については、あまり注目されることがありませんでした。しかし、花粉症を患う人の約50%が、また通年性の慢性鼻炎の症状がある約70%の人が睡眠障害を感じるという調査結果も出ているなど、徐々にその関連性が認知されはじめています。

たかが鼻づまり、でも放っておくと思いもかけない影響が出る場合も

睡眠障害になると、日中に眠くなり、注意力や集中力の低下で仕事の効率が落ちてしまいます。これは、個人レベルの不具合といったものにとどまりません。

仕事での大きなミスや事故を起こすリスクが高まってしまう可能性もあります。そして小さな子どもにいたっては、鼻づまりは脳の成長にも悪い影響を及ぼしかねないということがわかってきました。

注意力や集中力、人の心を推し量るといった能力を司る前頭葉が発展途上の段階のときに睡眠不足となると、成績が下がったり、落ち着きがなく怒りっぽい性格になったりといった脳の発達障害を引き起こす危険性も指摘されているのです。

「たかが鼻づまりで……」と思ってしまいがちですが、それが慢性的に続くことで、予想もしなかった影響が出る場合もあるということが指摘されているのです。

慢性的な鼻づまりを感じている人は、まずはお医者さんに相談して、自分の鼻づまりの原因を明らかにすることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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