寒暖差で自律神経が悲鳴! 質の良い睡眠が「冷房病」を駆逐する

Topics 2014年08月21日(木)

寒暖差で自律神経が悲鳴! 質の良い睡眠が「冷房病」を駆逐する

太陽

ジリジリと容赦なく照りつける太陽。後から後から流れ出てくる汗。そんな時、冷房の効いたビルに入ると、ひんやりとした冷気で心身共にリフレッシュしますよね。

しかし、身体が冷房に順応しかかった時、再びビルから出て灼熱の世界へ……。今の季節、そんな光景があちらこちらで見られますが、一日に何度もこのような寒暖の差に体がさらされることで、冷えや、むくみ、だるさ、不眠といった体調不良、いわゆる「冷房病」に悩まされている方も少なくありません。

この時期、オフィス、公共交通機関、学校、ショッピングなど日常生活を営む上では避けて通れないこの寒暖の差。私たちは一体どのように対処していけばよいのでしょうか。今回は、睡眠の面からこの問題を見ていくことにしましょう。

頻繁な寒暖差が自律神経のバランスを崩し、体調不良を引き起こす

私たちがよく耳にする「冷房病」という病名。実は正式な病名ではなく、冷房が強く効いた場所に長い時間いた後、暑い外気温にさらされることを繰り返したときに起こる自律神経の機能不全の通称です。

人間の体温調節などを司る自律神経は、5度以上の急激な気温変化が苦手だと言われています。そのため、冷房の効いた室内と、高温の屋外を何度も出たり入ったりすると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ体温調整が上手くコントロールできなくなって、身体の冷え、だるさ、頭痛、食欲不振、さらに不眠といった自律神経失調症のような症状が出てくるようになるのです。

症状を悪化させないうちに、早めの対策が必要

このように、冷房病による「冷え」は、体温の低下による症状に、さらに自律神経のバランスが崩れることによる不調が加わります。症状が軽いからといって、放っておくとさらに症状が重くなる恐れがあるため、早い時期に対策を講じる必要があります。

まず、冷気が強い場所では肌に直接冷気が当たらないように衣類で調節すること、さらに血行が悪くなっている恐れがあるので軽い運動を行うことも効果があります。また、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで身体を芯から温め、自律神経を整えることが重要です。

睡眠に悪影響を及ぼす室温の下げ過ぎ 体を冷やさないことが大切

睡眠に関しては、室内の温度が低すぎると手や足の血管が収縮して、皮膚から熱を逃がさず体温を保とうとします。結果的に身体内部の温度が効率的に下がっていかないために、寝つきが悪くなり不眠の原因となりますので、室温の下げ過ぎには注意が必要です。

寝るときには、扇風機や冷房の風が直接当たらないようにし、特にお腹や足元はできるだけ冷やさないように腹巻などでしっかり寝冷え対策を行うようにしましょう。

質の良い睡眠、規則正しい生活で冷房病に負けないようにしてくださいね。

Photo by Rishi Bandopadhay

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