増加する睡眠の悩み! 専門外来の新設が増えているという現実

Medical 2014年08月20日(水)

増加する睡眠の悩み! 専門外来の新設が増えているという現実

ハンモックで寝る女性

5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えていると言われる日本。あなたのまわりにも、実は悩んでいる、という方がいるかもしれません。もはや他人事ではない睡眠にかんする問題について、調べてみました。

睡眠に関する悩みをもつ人は増加している

突然ですが問題です! 日本睡眠学会が認定している専門医療機関は国内にいくつあるでしょうか?

――正解は、94施設です。これはなんと、10年前に比べると約5倍にまで増えているのだそうです。

つまり、それだけ睡眠に悩んでいる方も年々、増加しているということを如実に表しているデータと言えるのではないでしょうか。実際に、ある睡眠センターには1日に30~40人、睡眠に悩みを抱える方が来院するのだそうです。来院する方は、高齢者や夜勤などの仕事をする若い人も多いとのことです。

現在は、5人に1人が睡眠に悩みを抱えていると言われる日本なので、このような現状はもはや日常的なものになりつつあるのかもしれません。

SASを見逃さない!

ある病院では、1カ月の外来患者が約350人で、なんと、そのうちの7割の方が悩んでいる睡眠障害があると言います。それは、SAS(睡眠時無呼吸症候群)です。

SASに対する認識が広まったきっかけは、2003年に起きた新幹線運転士の居眠り運転だと言われています。研究によると、健常者に比べ、SAS患者が車の運転でハンドルミスをする可能性は2~7倍にもなるのだそうです。つまり、SASを放置してしまうと、交通事故のリスクが増すということです。

ただ、残念なことに、SASの治療を受けているのは罹患した人のほんの一部だと言われています。少しでも睡眠に悩みがある場合は、お医者さんに相談しましょう。

女性の7割が睡眠に悩みを抱えていた

社会での目覚ましい活躍の影響か、現在は女性の7割が睡眠に悩みを抱えているとも言われています。20代後半から40代前半の約400人に質問したところ、73%の人が「睡眠に悩みがある」と答えたのだそうです。

なかでも、「疲れがとれない」「朝起きられない」「早起きできない」「ぐっすり眠れない」などと答えた人がそれぞれ3~5割弱もいるのだとか。やはり、仕事をしているストレスなのでしょうか。

女性がスムーズに寝付くための工夫としては、トイレに行く、お風呂に入る、ケータイを見ない、加湿器にアロマを入れるなどが多かったようです。

とはいえ、なかなか自分ひとりでは改善が難しい睡眠に関する悩み。

いろいろ試してみたけれど、なかなか改善しないという場合には、お医者さんに相談してみましょう。

photo by anoldent

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