日本睡眠医学協会が提案する「快眠学」とはなにか?

Medical 2014年08月18日(月)

日本睡眠医学協会が提案する「快眠学」とはなにか?

眠る女の子

健康のため、美容のためなど、たくさんの目的をもつ睡眠。睡眠について日々、研究を重ねている「日本睡眠医学協会」では睡眠をどのように定義しているのでしょうか?

日本睡眠医学協会をご存知ですか?

日本睡眠医学協会は、睡眠に悩む人たちに対する手助けを目的として設立された協会です。関連部会には日本睡眠医学研究会があり、こちらでは医学的観点から「快眠に適した寝具の研究」目的として、寝具の材料から利用環境に至るまで広い視点で研究を行っています。

なかでも今回は、日本睡眠医学協会が提案する「快眠学」をご紹介したいと思います。5人に1人が睡眠に悩みを抱えているといわれる現在、いかに快眠を得るかというのは、誰にとっても切実な問題ですよね。

この快眠学は、たとえ経済的に自立をしていたとしても、心の障害が増えるばかりの現状を鑑みて、1人でも多くの人を救いたいという思いから生まれたものなのだそうです。

快眠学とは!?

快眠学とは、「睡眠は心と身体のバランスを保つ最高の健康法」という定義のもと、眠ることの大切さを学ぶための学問です。

そもそも、なぜ人間には睡眠が必要なのでしょうか? 快眠学では、睡眠不足によって人体で最も影響を受けるのは大脳だと説明しています。睡眠不足は脳に損傷を与える可能性があり、認知症にもなりやすくなるのだそうです。

脳は損傷を受けてしまうと、身体全体に指令を送ることができなくなってしまうので、それを防ぐために「眠れ」という指令を出すと考えられています。つまり人は、活動を続ける=生きるために眠るということですね。

成長ホルモンが大切!

快眠学では、睡眠は子どもの成長にも欠かすことのできない大切なものだとしています。カギを握っているのは「成長ホルモン」。この成長ホルモンは、深い睡眠であるノンレム睡眠時に脳下垂体から大量に分泌されると考えられています。

成長ホルモンは、骨の成長を促し、筋肉をつくり、さらに傷んだ組織まで修復してしまう、とても働き者の物質なのです。成長に欠かせないこのホルモンは睡眠中に多く分泌されるので、成長期の子どもが睡眠不足の状態では、ホルモンも満足に分泌されません。

「寝る子は育つ」とは、睡眠と成長ホルモンの関係を指している言葉だったんですね!

【参考】
日本睡眠医学協会

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