睡眠深度とはナニか? 快眠を得るための秘訣を探る!

Medical 2014年08月18日(月)

睡眠深度とはナニか? 快眠を得るための秘訣を探る!

ベッドにいる女性

今では、レム睡眠・ノンレム睡眠があるということは、学者だけでなく一般の人も当たり前のように知っていますが、それを解明するまでには学者たちのたゆまない研究の歴史がありました。

睡眠深度とは?

睡眠深度――なんとなく「眠りの深さ」のことを言っているのではないかと推測できるこの言葉。正式には、どのようなことを指しているのでしょうか?

睡眠深度とは、簡単にいうと、睡眠をレム睡眠とノンレム睡眠4段階の、合計5段階に分類したもののことなのだそうです。

たとえば睡眠段階1は、声をかければすぐに目が覚めるような状態で、睡眠段階2は軽く寝息をたてて寝ているような状態のこと。この睡眠段階1と2の状態を「浅睡眠(shallow sleep)」と呼ぶのだそうです。

睡眠には段階がある!

睡眠段階3、4は深く眠っている状態で、外部の呼びかけや刺激にも反応しにくく、この段階を「深睡眠」と呼びます。

それでは、睡眠深度の段階は、それぞれいつ、どのような状態で現れるのでしょうか?

私たち人間の睡眠深度は、寝入った後、急激に深くなり、その後はだんだんと浅くなっていくと考えられています。このことを証明するため、1862年にコールシュッターという人がある実験をしました。

それは、寝ている人に一定時間が経過するごとに音を聞かせて、どのぐらいの大きさの音で目が覚めるかというもの。ただ、この方法では音がする度に被験者が目を覚ますので、連続的な眠りが妨げられるという欠点が指摘されていました。

レム睡眠とノンレム睡眠の発見

その欠点を指摘されてから、およそ70年後の1929年、ハンス・ベルゲルという人が、人間の脳波を発見した後に、被験者を起こすことなく睡眠深度を連続的に調査することができるようになりました。

ハンスは、睡眠が深くなるにつれ、脳波には周波数の遅い波が現れるということを突き止めました。このときは、脳の活動が睡眠時間に伴って低下すると考えられていたので、ピッタリ予想と一致するものと思われていました。

しかし、さらにその後の研究で、レム睡眠という急激な眼球運動を伴う睡眠期が存在することが発見され、ここから本当の「睡眠の研究」がスタートしたと言われています。

今日、私たちが恩恵を受けている良質な睡眠をとるための知識の背景には、こうした長い研究の歴史があったのですね。

Photo by NightmareLuffy

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