電車に乗っているときにくる急な眠気には理由があった!

Work 2014年08月16日(土)

電車に乗っているときにくる急な眠気には理由があった!

電車内

電車に乗っていると、思わず心地よくて眠ってしまった経験は誰にでもあることかと思います。降車駅を寝過ごしてしまったことのある人も多いのではないでしょうか。電車の中で眠くなるのは、睡眠不足だから、ゆりかごみたいだから、と色々な説が考えられますが、物理学による説もあります。いったい、どんな理由なのでしょうか?

電車の中ではなぜ急な眠気が襲ってくる?

ゆりかごのような振動が心地いい電車内。周期的な振動は、ゆりかごに近い状態になり、寝つきがよくなるといわれています。

一度眠気がきたら、睡眠不足の人が多い現代の日本ではつい眠ってしまうのは避けられないことかもしれません。

ところで、なぜ電車内でここまで眠気に襲われるのかは他にも説があります。そもそも電車が揺れるのは、左右のレールの高さがずれることによって、水準狂いが起きるためです。

この揺れが人間の体に伝わることによって、とても心地いい状態が生まれるというのです。

人間の神経細胞が発する生体リズムに関係が?!

実は人間の体にもっとも心地いい振動というのは、「1/f ゆらぎ」と呼ばれるもの。ゆらぎとは、物理学者によれば予測できない空間的変化や、時間的変化、動きのことだといいます。

ゆらぎが1/fになると、人間の神経細胞が発射する生体信号のリズムと同じノイズであるがために、人間はもっとも心地よく感じるといわれています。

脳波のうち、もっとも安定しリラックスした状態を示すアルファ波や、ぐっすり眠っているノンレム睡眠時の脳波も、この「1/f ゆらぎ」を示しているそうです。

つまり、「1/f ゆらぎ」とは、人の体がもっともリラックスした状態を意味しており、もっとも快適な感覚を与えてくれるといわれているものなのです。

何を隠そう、実は電車の揺れも、「1/f ゆらぎ」だそうです。だからこそ、この心地いい揺れに身を任せた人間は、リラックスして眠くなってしまうということですね。

ベートーベンやモーツァルトなどの楽曲の振動数と同じ

「1/f ゆらぎ」は、ベートーベンやモーツァルトなどの有名な楽曲の振動数の変化や、優れた絵画、書などの芸術作品にも存在しているといわれています。

さらには、街の景色や、小川のせせらぎにも「1/f ゆらぎ」が存在しているというのは、なんとなく感覚としてわかるかもしれません。

ただし気をつけたいのは、車などを運転する立場になったとき。思わず眠くなってしまうゆらぎがそこにあるということは、居眠りに発展しやすいということ。

くれぐれも、この1/f ゆらぎのせいで眠ってしまわないように、適度な休憩を入れながら運転するようにしましょう。

Photo by Traci Lawson

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