良質な睡眠は交感神経と副交感神経の切り替えがカギ!?

Medical 2014年08月14日(木)

良質な睡眠は交感神経と副交感神経の切り替えがカギ!?

仰向けの女性

「なんだか最近、よく眠れないなぁ」という方は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできていないのかもしれません。規則正しい生活は送れていますか? 適度な運動をしていますか? 一緒に確認してみましょう!

交感神経と副交感神経ってなに?

交感神経と副交感神経。よく聞く言葉ですが、具体的に何を指している言葉なのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。

簡単に車でたとえるならば、交感神経は活動や消費の働きを担うアクセル役で、副交感神経は休養や吸収の働きを担うブレーキ役です。

具体的な働きでいうと、交感神経は心臓を動かして、体温を上げ、さらにエネルギーの分解や消費を促すホルモン・酵素を活性化します。

一方、副交感神経は、心臓の動きを抑え、体温を下げ、貯蔵ホルモンと呼ばれるインスリンの分泌を促します。交感神経と副交感神経の違いについては、おわかりいただけたでしょうか?

睡眠と交感神経の関係は?

この交感神経と副交感神経が睡眠にも深く関わっているということがわかっています。ポイントは、副交感神経を優位に働かせることです。

そのためには、眠る前にストレッチなどで軽く身体を動かすこと。ただ、ストレッチといっても激しいものではなく、深呼吸を繰り返したり、手足を動かす程度のものがよいでしょう。

そして、朝起きた後はしっかり太陽の光を浴びて、朝食をとってから動くことで交感神経を優位にすることが大切です。駅まで早歩きをしたり、簡単な体操をするだけでも、夜はよく眠れるようになるそうですよ。

毎日、車通勤の人などは特に、意識して軽めの運動を取り入れてみるとよいかもしれませんね。

アナタも「モナリザ症候群」かも?!

「モナリザ症候群」というものをご存知でしょうか? 交感神経と副交感神経は、睡眠だけでなく、健康にも大きく関係していることがわかっており、交感神経の働きが低下してしまっている肥満体質の人のことをモナリザ症候群と呼ぶのだそうです。

アメリカの肥満研究者の発表によると、交感神経の働きが低下している人は同じ食生活をしていても太りやすくなってしまうのだそうです。

人間は本来、昼間は交感神経が優位に働き、逆に夜間は副交感神経が優位に働く生き物です。これが乱れてしまう理由は、不規則な生活や日中の運動不足などがあげられます。

規則正しい生活と適度な運動で、快眠を手に入れましょう。

Photo by Marcus

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