喫煙が及ぼす睡眠の質への悪影響とは?

Medical 2014年08月11日(月)

喫煙が及ぼす睡眠の質への悪影響とは?

煙草を吸う女性

どうしてもやめられないものの代表とも言えるのが、タバコとお酒ですよね。一服してから寝たほうがよく眠れるという方も多いかもしれませんが、その認識は本当に正しいのでしょうか?

喫煙すると睡眠できない?

「寝る前に一本吸うと、よく眠れるんだよなぁ」なんて思い込んでしまっている方はいませんか? 実はそれ、大間違いみたいですよ。確かに一服すると、ストレスが解消されて、よく寝付けると感じる方はいらっしゃるかもしれません。

では、なぜ間違いなのか説明したいと思います。タバコにはニコチンが含まれています。このニコチンには、覚醒作用と鎮静作用の2つがあると言われています。鎮静作用もあるのなら、やっぱりよく眠れるのではないかと思われるでしょう。

しかし残念ながら、より強く出るのは鎮静作用ではなく、覚醒作用の方なんです。

ニコチンの覚醒作用で眠れない

覚醒作用とはつまり、頭が冴えて、目が覚める効果があるということです。こちらの作用の方がより強く現れるため、就寝前のタバコは逆効果と言われているのです。

ちなみに、ニコチンの半減期は約2時間と考えられているので、理想としては就寝前の2時間はタバコを控えた方がよいということになります。

睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高くなる!

ある研究結果によると、タバコを吸う人は、全く吸わない人に比べて、寝床に入ってから就寝までの時間が平均で5分ほど長く、睡眠時間自体も14分ほど短いということがわかっています。

これだけでなく、睡眠の質にも大きく影響すると言われていて、具体的には喫煙者の方が深い睡眠が14%少なく、浅い睡眠が24%も多いのだそうです。さらに、喫煙者は睡眠時無呼吸症候群になる可能性が2.5倍も高いと言われています。

喫煙者のみなさん、タバコを少し控えてみると、いつもより気持ちよく眠れるかもしれませんよ!

Photo by M Hooper

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