睡眠相後退症候群とはなにか? 聞きなれない病名の実態に迫る!

Topics 2014年08月03日(日)

睡眠相後退症候群とはなにか? 聞きなれない病名の実態に迫る!

見つめる女性

翌日に絶対に遅刻できない会議やテストがあるというとき、いくつも目覚ましをかけたりしますよね。それでも起きられなかったという経験を何回もしたことがある方は要注意です!

睡眠相後退症候群とはなにか?

聞きなれないこの病名は、「すいみんそうこうたいしょうこうぐん」と読みます。これは簡単にいえば、一度狂ってしまった生活リズムがなかなか元に戻らないことにより起こる睡眠障害です。

みなさんも経験があるかもしれませんが、週末に夜更かしをしてしまうと、翌週の月曜日などはなかなか早い時間に眠れなくなるという日が慢性的に続く状態を指します。

体内時計が乱れることによって起こる「概日リズム睡眠障害」と呼ばれるもののなかで最も起こる頻度が高いといわれる睡眠障害です。では、この病気にはどのような症状と治療法があるのでしょうか。

朝に起きられない人は要注意!

睡眠相後退症候群は、一般的な時間に就寝することができず、午前3~6時のある一定の時刻になるとようやく寝付くことができることが特徴です。

また、たとえ翌日に遅れることのできないスケジュールがあったとしても、起床することができません。なんとか午前中に起きたとしても眠気で頭は働かず、それだけでなく食欲不振や頭痛など、社会生活を営むことが困難な状態になってしまいます。

このような時間帯に生活をしている方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠相後退症候群との違いは「朝起きなければならない用事があるときに起床できるかどうか」です。

治療法は?

主な治療法は、高照度光療法というものがあります。これは光を利用して体内時計のリズムを正常に戻すというもので、朝に人工的高照度光や日光に当たり、その夜に正常な時間帯に就寝するようにして、その後も徐々に睡眠時間帯を戻していくというものです。

また、時間療法という方法もあります。これは1日3~4時間ずつ入眠時間を遅らせていき、1週間ほどかけて正常な睡眠時間に戻していくという方法です。

ただし、これらの方法で一度は正常に戻ったとしても、また逆戻りしてしまうということも多々あるのだそうです。

睡眠時間帯がしっかり正常に安定するまで日々の注意が必要です。

Photo by Fe Ilya

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