「午前0時~6時」 と「午前3時~9時」 同じ6時間でも眠気に差

Work 2014年08月02日(土)

「午前0時~6時」 と「午前3時~9時」 同じ6時間でも眠気に差

時計

突然ですが、問題です! 午前0時~午前6時に睡眠をとるのと、午前3時~午前9時に睡眠をとるのとでは、どのような違いがあると思いますか? 翌日の仕事や勉強の効率の面から考えると、どちらか一方は非常にマイナスだといわれています。その答えと理由に迫ってみましょう!

同じ6時間睡眠。睡眠の中身は同じじゃない?!

先にあげた睡眠時間のうち、あなたはどちらが質の高い睡眠をとれると思いますか?

多くの人がそう思うように、もちろん午前0時~午前6時のほうが、質の高い、深い睡眠をとることができるといわれています。

反対に、午前3時に寝て午前9時に起きるのは、同じ6時間でも、深い眠りは手に入らず、中途半端な眠りになってしまうのだそうです。一般に「夜更かしはいけない」といわれているので、さすがに午前3時に寝たほうがいいと思う人は少ないと思いますが、科学的にはどのような理由があるのでしょうか?

人の体は午前3時頃から起きるための準備を始める!

睡眠のカギを握るのは、コルチゾールとメラトニンという物質だといわれています。

ちょっとむずかしいカタカナが出てきたので、先にわかりやすく説明しておきましょう。

人間の体には体内時計というものが備わっています。この体内時計により、私たちの体は午前3時頃から明け方にかけての時間に、起きるための準備を始めます。つまり午前3時にようやく就寝、という人は、体がそろそろ起きようとし始めるところに、滑り込むように眠りに入ろうとするため、起きようとする体の意に反してしまい、結局は質の良い眠りが手に入らなくなってしまうのです。

この起きる準備をするために出てくる物質がコルチゾール。朝に近づくにつれて、そして眠気を誘うメラトニンの分泌量が減り、目覚めやすくなるのだそうです。

午前0時と午前3時、どっちをとるかで日中のパフォーマンスにも影響が

就寝時間を選ぶだけで、体は深い睡眠がとれて、心身共にしっかりとメンテナンスを行ってくれます。そして、翌日もっとも高いパフォーマンスを発揮するための準備を整えてくれるのです。

体内時計にこちらから意識的にタイミングを合わせるだけで、あの仕事中の不快な眠気を防ぐことができます。頭の情報整理が促され、仕事の能率が上がるという大きな効果につながります。

私たちがすべきことは、ただ就寝時間をコントロールするだけ。

翌日の受験勉強や試験、仕事や重要な会議などに自分の最大限のパフォーマンスが発揮できるよう「いつ寝るか」に注力しましょう!

photo by ddqhu

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