睡眠の質を改善する食品を知っていますか? 寝苦しい夜を健やかに!?

Food 2014年07月29日(火)

睡眠の質を改善する食品を知っていますか? 寝苦しい夜を健やかに!?

エビ

近頃、睡眠の質をあげてくれるサプリメントとしても人気を集めているグリシンをご存じでしょうか。グリシンは、非必須アミノ酸=体内で自然に合成されるアミノ酸の一種で、様々な種類があるアミノ酸のうち、もっとも古くから存在し、単純な構造を持つことでよく知られています。体中のあらゆるところに存在していると言われているほど、私たちには身近なアミノ酸であるグリシン。睡眠の改善だけでなく、美肌やダイエットにも効果が期待できるということで、注目を集めています。

睡眠のリズムを整えるアミノ酸パワー“グリシン”に注目!

グリシンの歴史は古く、生物誕生前から地球上に存在していたと言われています。身近な多くの食品に含まれており、とくにエビやホタテ、イカといった魚介類に豊富なため、バランスの取れた食生活を送っていれば食品から無理なく摂取できる有効成分といえます。

このグリシンですが、あまりにもありふれたアミノ酸であったため、研究者の多くは優れた有効性を発揮するとは思わず、本来調べたい薬の実験の成果を確かめるための偽薬として使われていました。しかし、特別な働きはないだろうとグリシンを毎日飲んだ研修者の方がぐっすりと眠れ、翌朝も体のだるさを感じないことに気づいたのです。こんな偶然が、グリシンの睡眠改善効果についての研究のきっかけとなりました。

睡眠の質を改善! アミノ酸“グリシン”パワーで効率もアップ!

グリシンは非必須アミノ酸なので、自分の体内でつくることができます。また、皮膚や脳など体のあちこちにグリシンは存在しています。そのため普通の生活をしていれば、グリシンが不足して困ることはありません。しかし、現代のストレス社会においては、体内で生産できるグリシンの量が減少傾向にあるという調査結果があります。また、睡眠不足が続いたり、疲労が重なると、グリシンが不足しがちになります。そういった場合は、グリシンが含まれる食品を食べたり、サプリメントを摂るなど、体外からグリシンを補給すると回復が早くなるのです。 それでは、どのような食品にグリシンが含まれているのでしょうか? グリシンは、タンパク質を形成する基本的なアミノ酸の一つですから、日頃食べる様々な食品にも含まれています。例えば、お肉や魚介類のように動物性タンパク質を含む食材、とくにエビやホタテ、カニやイカ、カジキマグロなど、うまみを感じる食材に多く含まれています。グリシンはうまみ成分の元でもあるので、カニかまぼこをはじめ、エビやカニの加工食品に風味をつけるための食品添加物としても使われています。

グリシンがたっぷりのエビを活用して、夏を快適に

睡眠の質を改善するためには、寝る前に3g以上のグリシンを摂る必要があると言われています。必要量全てを食事で補おうとするのは無理がありますが、ぐっすり眠りたいときには魚介類をつかったメニューを夕飯時に食すると効果的。ここでは、グリシンをたっぷり摂取できるレシピ「エビレタスのりまき」をご紹介します。

今回は、ラクッコピコリンを多く含むレタスも使います。ちなみにレタスに含まれるラクッコピコリンですが、眠りをもたらすホルモンの代表選手“メラトニン”と似た働きをすることが分かっているので、グリシンとの組み合わせで一層の眠り効果を期待できます。

作り方は簡単。お酢大さじ1.5、砂糖大さじ半分、塩小さじ半分を温かいご飯と混ぜ合わせ、すし飯をつくりましょう。エビは背ワタをとりまっすぐになるようようじをさし、塩ゆでします。レタスは5センチ幅くらいに細長くちぎっておきましょう。ここまできたらあとは、巻きすにのりをのせて、すし飯を広げ中心にはレタスを細長くおき、エビを一列にのせ、エビに沿ってマヨネーズを細長く絞ります。すし飯の端と端をつけるように巻き、巻き終わりを下にしてまな板におき、八つ切りに切り分けると出来上がり。

アミノ酸を含むお酢との組み合わせでグリシンを摂取できます。さっぱりとした、のりまきは夏にピッタリのメニューです。

お休み前にグリシンを摂り、寝苦しい夏に負けない「よりよき眠り」を目指しましょう。

Photo by Phu Thinh Co

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