食後の眠気にも? 漢方で行う不眠対策とは?

Food 2014年07月23日(水)

食後の眠気にも? 漢方で行う不眠対策とは?

漢方

どうして食後は眠くなる?

中医学的には、眠くなるのは“気”が不足しているからと考えられるそうです。もう少しわかりやすく説明すると、疲れでエネルギーが足りない状態です。気が不足してくると、脳への酸素や血液の供給が不足してきます。そうすると、大事な会議でぼんやりとしてシャキッとできなくなり、集中力も散漫になりやすくなります。

特に食後に眠気を催す場合、食べたものを消化するために、胃に血液をもっていかれ脳への血液供給が減少します。そうなると睡魔が襲ってきます。このパターンは多くの方が経験されているかと思います。

眠気の原因を見逃さないで

眠気の原因はさまざま考えられますが、主なものは睡眠不足や睡眠障害、または薬剤性の眠気や女性ならば月経に伴うもの(PMS)、甲状腺機能低下、糖尿病、ナルコレプシーなどが多いと言えます。薬剤性のものとしては、アレルギー関連薬、風邪薬、睡眠薬、精神系疾患薬などが考えられます。また、単なる寝不足ではなく病気が進んでいる可能性もあります。症状がひどかったり、意思とは無関係に急に眠ってしまうようであれば、病気の可能性が考えられますから、病院で検査を受けてみるのも良いでしょう。

どうしようもない眠気、傾向と対策は?

中医学では不眠の原因を、「心熱」「胆虚」「虚労」の3つに分けています。心熱による不眠は寝つきが悪くなることが特徴で、鎮静作用のある黄連解毒湯、抑肝散などが代表的な処方です。また決断力を表わす胆力が弱っている状態を表わす胆虚には、胆を温める効果がある柴胡剤や帰脾湯などがおすすめ。さらに心身が疲れすぎて眠れない状態の虚労は、高齢者の不眠にも多いパターンといえます。酸そう仁湯などが処方されます。

まずは、今、睡眠がしっかりととれているかを考えましょう。睡眠の質、量、睡眠を始める時間などを再考してよりよい睡眠をとりましょう。睡眠を改善しても、もしくは仕事上改善不可能というのであれば、食生活の見直し(食べ過ぎていないか? 胃腸に負担のかかる物の摂取が多くないか?など)を考えつつ漢方を使用し、睡眠の質や昼間の気力、体力を充実させるのも良いでしょう。

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