妊婦さんが不眠に悩まされる驚きの理由――男と女の違いを検証

Medical 2014年07月20日(日)

妊婦さんが不眠に悩まされる驚きの理由――男と女の違いを検証

妊婦の不眠

男性は絶対に経験することのできないもの、それは妊娠! 新たな生命が生まれるわけですから、当然、女性の身体への負担は少なくないはずです。妊娠中は、不眠に悩む人も多いのだとか。今回は、その理由を調べてみました。

男性と女性では「睡眠」が異なるらしい

妊娠をしてから急に眠気が強くなったり、逆に不眠に悩まされたりしたという経験をお持ちの女性もいらっしゃるかと思います。それには、女性の眠りに関するシステムが男性とは異なっていることが関係しているらしいのです。一体どういうことなのでしょうか?

睡眠を司っているのは、「脳幹」と呼ばれる部分といわれています。この脳幹の中にある視床下部という場所は自律神経や性ホルモン、食欲などをコントロールしている、いわば指令センターのような役割を担っています。どうやらこの指令センターに男と女の睡眠の違いを分けるポイントがあるようなのです。

妊婦さんの不眠には、理由があった

男性の性ホルモンの分泌は、女性のような変動はあまりないため、指令センターが性ホルモンの影響を受けることはほとんどないのだそうです。よって睡眠も影響を受けにくいといわれています。

一方で女性は、月経や排卵、妊娠などで性ホルモンの分泌が大幅に変化します。このとき、睡眠に関する情報を指令センターとも活発に交換しているため、どうしても女性の眠りは一定ではなく、時期などによって変化してしまうのだと考えられています。

つまり、男性と女性とでは性ホルモンの分泌が異なるため、それと密接にリンクしている睡眠にも影響がでてしまう、というわけですね。

妊娠中の不眠は男性のサポートが不可欠!?

女性はとくに、妊娠初期は黄体ホルモンと呼ばれるものの分泌量が上昇するため、強い眠気に襲われることがあるといわれています。妊娠中期はホルモンの分泌が安定してくるためこのようなことは少なくなるそうですが、後期になるとホルモンの影響というよりも、お腹が大きくなり、体重が重くなるなどの物理的な体の変化で不眠を招くことがあると考えられています。

もちろん、ちゃんと産まれてくるかという心配、新たな産後の生活への不安などの精神的な理由も大きいかもしれません。

こう考えると、やはり大切なのは比較的眠りが安定しているといわれる男性の「愛のあるサポート」なのかもしれませんね!

【参考】
ユニ・チャーム「プレママタウン」

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