睡眠不足が子どもに与える影響は深刻……都心部に住む子どもには早めの対応を

Medical 2014年07月18日(金)

睡眠不足が子どもに与える影響は深刻……都心部に住む子どもには早めの対応を

シャボン玉で遊ぶ子ども

昨今、夜遅くまで起きていて、朝はなかなか起きることのできない子どもが増えていると言われています。そして、都心部では特にその傾向が強いとか。昔と比べて、子どもを取り巻く環境の何が変わっているのでしょうか。その実態を探ってみたいと思います。

睡眠不足は子どもにどんな影響を与えるのか?

最近では、睡眠不足の子どもが増えているといわれています。その原因は、24時間営業しているコンビニや常にネットで世界中とつながることができるパソコン、スマートフォンの普及など、さまざまな要因が考えられます。一概に子どもだけを責められない深刻な社会問題ではないでしょうか。

ちなみに、厚生労働省の調べによると、都市で暮らす幼児は地方の幼児に比べて、就寝時刻と起床時刻が遅い傾向にあるということがわかったそうです。子どもが睡眠不足の状態になると、どのような影響が考えられるのでしょうか。主に挙げられるのは、成長の遅れや注意力・集中力の低下、食欲不振などです。

成長期の子どもには学力にも影響あり

人生で一番成長する時期の子どもにとって、睡眠は非常に大きな役割を担っていることがわかります。さらに、イライラする、落ち着きがないなど、学校で社会行動を営むうえで、見逃すことのできない問題もあげられています。

また、ある研究データによると、学力にも影響がでるといわれています。小学生を対象に、睡眠時間のアンケートをとり、成績と照らし合わせたところ、早く寝ている子どもほど、成績や知能指数が高いというデータがでたのだそうです。

やはり睡眠時間が不足すると、イライラして、集中できなくなってしまうので、勉強したことも頭に入りにくくなるのかもしれません。

子どもも大人と同じ睡眠障害に悩まされる!?

さらに、血圧にも影響がでると言われています。小学1~3年生の数百名を対象に行われたある調査によると、睡眠時間が短いと血圧が高くなるという傾向が見られたそうです。睡眠はこのように、子どもの健康にも大きな影響を与えていると考えられています。

最後に、子どもの睡眠を考えるときに注意したい点は、子どもにも大人と同様に睡眠障害があるということです。

睡眠時無呼吸症候群や睡眠時遊行症、睡眠時遺尿症(頻回のおねしょ)などでないかどうかは、子どもは自分では判断できないので、まわりの大人がしっかりと見守り、問題があれば病院で相談するなど、早めの対応が必要だといえるのではないでしょうか。

【参考】
e-ヘルスネット
神山潤(医師)サイト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

寝る直前に食べない方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
ネムジム食堂