その咳、本当に軽い風邪!? 睡眠時の咳から広がる病気の可能性とは?

Medical 2014年07月10日(木)

その咳、本当に軽い風邪!? 睡眠時の咳から広がる病気の可能性とは?

睡眠時の咳

「最近、仕事が大変で疲れていたし、風邪を引いてしまったかな……」。夜中に咳込んで目覚めたら、このように自己判断をしてしまう方が多いのではないでしょうか。でも、頻繁に起こるとしたら、違う病気の可能性があるかもしれません。

「たかが咳」という思い込みは危険

ゴホッ、ゴホッ……、熟睡していたのに突然の咳で目が覚めてしまった。そんな経験をお持ちの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、「たかが咳」と侮ってはいけません。ある病院では強い咳が続いたことで胸やお腹の筋肉を傷めただけでなく、肋骨を骨折してしまったという方もいるのだそうです。

そもそも、咳はなぜ起こるのでしょうか? まず1つ、考えられるのは季節の変わり目に、のどが急激な気温の変化などで負担を受けてしまい、炎症を起こし、咳がでてしまうというもの。いわゆる風邪による咳です。

睡眠時無呼吸症候群をご存じですか?

睡眠中に喉がつまる感覚に襲われ、咳込んで起きてしまうという方は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性もあります。これは睡眠中に呼吸が停止してしまう、れっきとした病気です。

呼吸停止といっても、ずっと止まっているわけではなく、一般的には10秒以上呼吸がない状態を「無呼吸」と呼ぶのだそうです。この状態が長く続き、あまりの息苦しさで咳込みながら起きることがあるのです。

この病気のこわいところは、多くのケースで本人に自覚症状がないこと。確かに、まさか睡眠中に呼吸が止まっているなんて思いもしませんよね……。

咳による睡眠不足が病気のリスクを高める結果に

咳で眠れない日々が続くと、何時間寝ても朝スッキリと目覚めることができず、さらに日中にも眠気が続きます。すると、日中にボーっとすることが多くなるので、仕事でのケアレスミスや、もっと重大なところでは交通事故の可能性なども考えられます。

夜間の睡眠は本来ストレスを和らげる働きをするものですが、睡眠不足によりかえってストレス状態に置かれてしまいます。すると免疫力も下がり、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などのさまざまな病気を引き起こす可能性もあると考えられているのです。

「最近、夜中に咳込んで目覚めることが多いな」と感じている方は、ぜひお医者さんに相談してみることをおすすめします!

【参考】
こさとクリニック
みやけ内科・循環器科

Photo by William Brawley

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