ビタミン不足で陥る眠気スパイラル!ストレスを生む悪循環とは?

Food 2014年07月05日(土)

ビタミン不足で陥る眠気スパイラル!ストレスを生む悪循環とは?

ビタミン不足で陥る眠気スパイラル

ベジタリアンでもビタミン不足になるということをご存知でしたか? レタスやトマトのビタミンCと緑黄色野菜のビタミンAは野菜から摂取できますが、睡眠に重要なビタミンB群は、野菜ではなく魚介類・鶏肉・豆製品等たんぱく質から摂取できます。欠乏すると内臓機能低下・貧血・発育不全・免疫力低下・不眠症・物忘れ・精神不安定の症状が出ます。

ビタミン不足と睡眠不足?

脳内の睡眠ホルモンともいわれているメラトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から生成されるセロトニンが機能することにより分泌されます。この重要成分トリプトファンが含まれたたんぱく質を食事で摂取すれば安心! というわけにはいかないそうですよ。

メラトニンの生成に、重要な手助けをしているのがビタミンB6・ナイアシン(ビタミンB3)・ミネラルです。ビタミンB6は野菜ではなくマグロやカツオ、鶏肉等に含まれていますので、ビタミンは野菜という固定概念が邪魔してビタミン不足になりやすいそうです。

また、ミネラルは大豆・貝類・海藻類に含まれるので、朝は納豆・卵・焼き海苔・シジミのお味噌汁にご飯、昼は親子丼、夕飯はマグロやカツオの刺身にお味噌汁とご飯なんてメニューはいかがでしょう?

朝の眠気防止には、ストレスも敵!?

脳内物質(ホルモン)を作っている臓器があるのをご存じでしたか? それは副腎です。ここで、食事で吸収された栄養分からホルモンが作られ、血液に乗ってホルモンは脳まで運ばれます。

しかし、ストレスや睡眠不足で眠気に悩まされている人は、疲労が副腎に蓄積されて副腎の機能が低下し、セロトニン・メラトニン等睡眠に重要なホルモンの生成が上手くいかなくなり、ますます眠気のスパイラルに陥ってしまいます。こうして眠気だけでなく、慢性疲労へと症状は進んでしまいます。

副腎では、元気ホルモン(コルチゾール)も作られており、朝起きて食事前に元気に動けるのもこのホルモンの働きだそうです。しかし、副腎機能が低下すると分泌される元気ホルモンの量が追い付かずに、朝から眠気が続くような結果となってしまいます。

ストレスとビタミンCの関係

ストレスとビタミン不足には大きな関係があります。多くの人はビタミンCを気にして野菜を多くとるようにしています。それでも厚生労働省で定められている量のビタミンCを十分に食事で摂取するのは難しいといわれています。

ビタミンCにはストレスの適応力を高める働きがあり、副腎皮質ホルモンの分泌も活発にさせるそうですよ。ビタミンCはビタミンA・Bと違って摂り過ぎても汗や尿・便、呼吸等で排泄されてしまいますから、ビタミン不足にならないよう安心して摂取できるでしょう。

眠気防止と良質な睡眠の確保のためには、ビタミンB群・Cをまんべんなく摂取することが重要で、これらのビタミン不足は副腎の健康とホルモン合成に悪影響を与えます。だから、ビタミン不足は睡眠の敵だということです。

眠気防止にはビタミンを十分に摂取することが重要なので、食事だけでなく、サプリメントや青汁を補助食品に使うことをお勧めします。

【参考】
Dr.Tang’s Room湯先生の部屋「食べる」
ヘルスリテラシー向上委員会「質の良い睡眠の作り方~食事編~」

Photo by Takuma Kimura

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