新生児の睡眠はレム睡眠がほとんど! 成長と共に変化する眠り

Work 2014年07月01日(火)

新生児の睡眠はレム睡眠がほとんど! 成長と共に変化する眠り

新生児の睡眠

あなたは、赤ちゃんがどれくらい眠るのか知っていますか? お母さんの胎内にいたときから、生まれたばかりの新生児の時期には、レム睡眠がほとんどなのです。ヒトは成長するに従って眠りの内容が大きく変わってきます。大人になった今の睡眠と子ども時代の睡眠、どう違うのか見てみましょう!

新生児の睡眠の中身とは?

生まれたばかりの赤ちゃんは、ほとんど眠っていますよね。その眠りの中身、どうなっているのか気になりませんか? 実は新生児は、お母さんのお腹の中にいるときの胎児だった期間と同じく、「レム睡眠」が眠りの大半を占めるといわれているのです。

レム睡眠とは、いわゆる夢を見ている状態のこと。眼球が急速に動きますが、骨格筋の筋肉が休んでいて体が動かないのが特徴です。一方、脳の睡眠といわれるノンレム睡眠が少ないのは、まだ赤ちゃんのときには脳が小さく、あまり使わないため、それほど休ませる必要がないからだといわれています。

レム睡眠の際は、脳が眠っておらず、昼間に受け取った五感への刺激や、感情の動きなどの情報が整理されたり、記憶の定着や消去などが行われたりするといわれています。赤ちゃんが昼夜問わず眠るのは、まだ未知なる世界が新鮮で、覚えることが満載だからという説があります。

幼児期、思春期、成人期と変化する睡眠

赤ちゃんの時期に多かったレム睡眠は、幼児期になるにつれて変化が生じてきます。昼と夜の区別もついてきて、夜に連続した長い眠りが出現するようになります。昼寝も新生児の時期よりは少なくなります。

レム睡眠はもちろんありますが、それよりも脳を休めるノンレム睡眠が先に立ち、レム睡眠は後になる成人と同じパターンの睡眠に変化するといわれています。深いノンレム睡眠が多いのも、幼児期における睡眠の特徴です。

さらに思春期から成人期にかけては、ノンレム睡眠とレム睡眠のリズムができあがりますが、幼児期と比べて睡眠の量自体は減るといわれています。

年齢を重ねるにつれて、眠りはどうなる?

成人期から中高齢期になると、深いノンレム睡眠の量が減り、全体的に睡眠の質が低下していきます。眠っている間に途中で目が覚める中途覚醒も起きてきます。

このように、ヒトは成長するに従って、その眠りの中身が変化してくることがわかっています。

中でも、新生児期から幼児期にかけては回数も長さも十分に満たされていた昼寝が、成人に近づくにつれて減っていくのは、文明社会だからこそ根付いたことだともいわれています。

学齢期になると昼寝ができなくなる現代の私たちの生活は、人間の生理的欲求とは異なるのではないかという説もあるようです。

【参考】
千里堂治療院「睡眠について」
睡眠健康大学「赤ちゃんはレム睡眠が多い」

Photo by Lisa Rosario Photography

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