しじみに多い「オルニチン」で良質な睡眠がとれる?!

Health & Beauty 2014年06月30日(月)

しじみに多い「オルニチン」で良質な睡眠がとれる?!

しじみと睡眠の質

味噌汁などでよく食べられるしじみに多く含まれる「オルニチン」という成分が、睡眠に良い影響を与えてくれることがわかっています。就寝前にオルニチンを摂取することで、眠りの質がよくなり、翌朝の目覚めも改善したという実験結果が出ています。

二日酔いにもいい!「オルニチン」とは?

よく二日酔いにはしじみ汁がいいといわれますが、しじみに多く含まれる「オルニチン」という成分は、肝臓の働きを助けて、アンモニアの解毒を促進してくれる作用があるといわれています。

「オルニチン」は、もともと人間の身体の中に備わっているもので、血液に溶け込んだ状態で体内をめぐっており、肝臓で有害物質を解毒したり、疲労を回復したりと重要な働きをしています。

身近な食品の中で「オルニチン」がずば抜けて多く含まれるのは「しじみ」で、100g(約35個)あたり10.7~15.3mgのオルニチンが含まれているといわれています。次いで「キハダマグロ」が100g(7~10切れ)あたり1.9~7.2mg、「チーズ」が100g(スライスチーズ約5枚あたり)0.76~8.47mg、そして「ヒラメ」が100g(約1切れあたり)0.6~4.2mgです。

オルニチンが良質な睡眠を促してくれる!?

このオルニチン、なんと眠りに対する良い影響があることがわかっています。

就寝前にオルニチンを800mg摂ってから寝るという実験後に行われたアンケートの結果によれば、「入眠と睡眠維持」の項目でオルニチン摂取後のほうが勝っており、オルニチンによる改善効果が認められました。具体的には、「ぐっすり眠れた」「寝つきが良い」「眠りが深い」という質問に対する回答の総合得点が高かったそうです。

他にも、翌朝起床時に行われた計算問題などのテストのうち、もっとも複雑な問題について、オルニチン摂取後のほうが高得点になっていたそうです。つまり、オルニチンを前夜に摂取すれば翌朝、頭がより早く目覚めるということです。オルニチンの疲労回復効果が睡眠の質を向上させ、それが朝の目覚めの良さにつながっているのではないかと考えられています。

オルニチンを日常的に摂取しよう!

睡眠の質を向上させてくれるというオルニチン。ぜひ積極的に摂取したいところです。では、一日にどれだけの量を摂ればいいのでしょうか?

オルニチンは、一日400mg~800mg程度摂取するのが適当だと考えられています。しかし、400mg以上も毎日食品から摂取するのはむずかしいものです。そこで、よくサプリメントなどが利用されているようです。

そもそも、しじみには肝機能改善効果も認められているため、定期的にしじみの味噌汁などを食べるのはいい習慣のようです。

肝臓が元気になって、質のいい睡眠を促してくれるオルニチン。頭の片隅においておきたいですね。

【参考】
オルニチン研究会「研究16 オルニチンの睡眠・目覚め改善効果の検証」

Photo by coniferconifer

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