眠い目をこする間に覚えておきたい!夜間勤務と睡眠の心得

Topics 2014年06月29日(日)

眠い目をこする間に覚えておきたい!夜間勤務と睡眠の心得

夜間勤務と睡眠障害

夜間勤務をする人にとってつらい睡眠障害……工夫で少しでも睡眠の質を改善しよう!

現代社会の睡眠障害―「交代勤務者のリズム障害」

日本はすっかり24時間社会になりました。

夜間勤務といえば、かつては警備員や病院勤務の看護師、タクシー運転手、長距離トラックの運転手や、夜行バスの乗務員など限られた職種の人たちのイメージでした。

しかし、現代ではその人口は増えて、様々な職種の人たちが夜にも働くようになりました。

本来であれば眠るべき夜に起きて働いているのですから、睡眠障害を発症しやすく、また勤務中に強い眠気に襲われるケースも起こりやすくなっています。

夜勤をする人たちの多くの睡眠障害は「交代勤務者のリズム障害」と呼ばれるケースに該当します。

人間はもともと夜に眠り、朝に目覚めるという体内リズムを持っています。現代の、夜型社会への対応がうまくいかない人は、日中の体調不良が起こりやすく、場合によっては、うつ病や不安症状なども生じると考えられています。

勤務時間の工夫で、楽に対応できるかもしれない!

交代勤務者のリズム障害を可能な限り防ぐためには、原因となる勤務時間を工夫する必要があります。

夜勤→夕勤→日勤→夜勤、といった勤務開始時間がだんだん早くなるシフトではなく、

日勤→夕勤→夜勤→日勤、といった開始時間がだんだん遅くなるシフト

というローテーションにすると、体が順応しやすくなります。よって、働く時間帯を後ろにずらす方が、楽に対応できると言われています。どうしても交代勤務をしなければならない人は、このように勤務時間帯に工夫をすると、少しは睡眠への影響が緩和されるかもしれません。

「ちょっと寝てくる」もリズムづくりに重要!

また勤務前や、勤務中の休憩時間に短時間の仮眠をとると、眠気を予防する効果が期待できるそうです。

長時間の仮眠をとると、睡眠慣性が強く働いてしまい、起きてからの眠気が続いてしまいます。仮眠は、布団に横たわるのではなく、机の上などに体を預けて、ウトウトする程度のほうが、目覚めてからの仕事の効率が挙がるとされています。

これも布団などに横たわって仮眠をとると、やはり睡眠慣性が強く働いてしまい、目覚めてからの眠気が持続してしまうからです。

光を遮ってメラトニンを出し、良い休息を

夜勤が続く職種の人は、日中に深い眠りをとるための工夫が求められます。

睡眠を司るホルモンであるメラトニンは、暗くなると体内で分泌されます。ですから、日中であっても、遮光カーテン等を使って寝室を暗くします。

それでも睡眠障害に悩まされるようであれば、お医者さんへ相談することをお勧めします。

●交代勤務者のリズム障害を小さくするために…

●勤務時間のローテーションを工夫する

●勤務前や休憩中に仮眠をとる

●日中に寝る際は遮光カーテンなどで部屋を暗くする

【参考書籍】
『誰でもスグできる睡眠障害で眠れない夜の不安をみるみる解消する200%の基本ワザ』
東京医科大学教授医学博士/井上雄一著 日東書院
参考取材インタビュー
『風メンタルクリニック本郷』
順天堂大学精神医学教室講師・風メンタルクリニック本郷院長 森大輔

Photo by Twaize

【提供:武田薬品工業株式会社

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