眠気を生じる風邪薬と眠気の生じない風邪薬 その違いは?

Lifestyle 2014年06月28日(土)

眠気を生じる風邪薬と眠気の生じない風邪薬 その違いは?

風邪薬と眠気

風邪薬を飲んで眠くなった経験は誰でもあるはずです。そんなときに飲んだのはおそらく「抗ヒスタミン薬」が配合されているものではないでしょうか。この抗ヒスタミン薬が脳内に移行すると、眠気を感じたり、頭がぼーっとしてきたりします。仕事や運転、試験などのときは眠気の生じない風邪薬を選びたいものです。

風邪薬を飲んで眠気がくる理由って?

風邪薬と呼ばれる総合感冒薬には、ヒスタミンの作用を抑える「抗ヒスタミンン薬」が含まれていることが多いです。ヒスタミンとは、くしゃみや鼻水を引き起こす物質です。しかし、ヒスタミンには重要な働きがあるのです。それは、脳内物質として作用し、眠気を抑え、覚醒状態をキープしてくれるという働きです。

風邪薬の抗ヒスタミン薬が脳内に移行すると、脳内のヒスタミンの働きも抑制されてしまいます。つまり、眠気を抑えてくれるヒスタミンの働きが弱まることから、眠くなったり、頭がぼーっとしたりしてしまうというわけです。必ずしも眠くなるわけではないですが、知らず知らずのうちに集中力や判断力が低下し、ミスが増えることもあるようです。

眠くならない風邪薬の選び方

この抗ヒスタミン薬が脳内に移行しづらい次世代の薬も開発されていますが、個人差もあり、完全に眠くならないというわけにはいかないようです。

そこで、抗ヒスタミン薬を含まないものや、催眠・鎮静作用のあるブロムワレリル尿素やプロピルアセチル尿素などを含まないといった、眠くならない風邪薬が販売されています。

しかし、鼻水に効く抗ヒスタミン薬が含まれていないものは、解熱や咳を鎮める作用はあっても、鼻水に対しては効果が期待できないという難点はあります。

とはいえ、重要な仕事や運転などに携わる場合には、眠くなる成分を含まないものを選びたいものです。外箱の注意書きなどをチェックするだけでなく、薬局の薬剤師さんなどに確認して確実なものを購入するようにしましょう。

風邪薬は一時的なものと心得よう

眠気のない風邪薬を服用して仕事や試験などを乗り切ったら、無理をせず早めに切り上げて休むことも大事です。風邪薬は一時的に症状を抑えて、どうしても行いたい大事なことを乗り切るために使うようにするのがポイントです。

風邪が長引くと症状がつらいだけでなく、仕事や日常生活にも支障が出てきてしまいます。これ以上悪化させないためにも、すぐに休んで早い時期に治すのを心がけましょう。しっかりと睡眠をとらないと免疫力が低下します。

風邪をこじらせないためにも、風邪をひいているときは、特によく眠るように心がけたいものです。

【参考】
富山大学「眠くならない風邪薬」
日経トレンディネット「風邪薬は症状に合わせて選ぶのが鉄則、信頼できる専門家がいる薬局で」
日経ビジネス「本当は危ない、睡眠不足」

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