お昼ごはん後の睡魔を解決? 目が覚めるツボと良く眠れるツボの関連性

Topics 2014年06月28日(土)

お昼ごはん後の睡魔を解決? 目が覚めるツボと良く眠れるツボの関連性

お昼ごはん後の睡魔

ランチが終わって「さぁ午後からの仕事も頑張ろう!」と気合を入れたまでは良かったものの、1時間も経たないうちに睡魔が……。昔から「腹の皮がつっぱれば、目の皮が弛む」とのことわざ通り、お腹が一杯になると睡魔に襲われることは誰しも経験することではないでしょうか。しかし、午後から大事な会議に出席したり、大切な人に会うなどという場合には、一瞬にして眠気を取り去りたいものです。そんな時に威力を発揮するのが東洋医学の「ツボ」です。今回は、睡眠とツボの関係をみていくことにしましょう。

眠気解消には手軽で即効性がある「ツボ刺激」が効果的

皆さんは昼間眠気が襲ってきた時にどう対処されていますか?

「眠気に逆らわず寝てしまう」という方は幸せな方で、仕事中や授業中などの場合は、足をつねったり、水で顔を洗ったり、飴をなめたりと、ある意味で壮絶な眠気との戦いを強いられることになります。そんな眠気解消法の中で、手軽で即効性があるのが「ツボ」の刺激です。

ツボというのは、専門的には「経穴(けいけつ)」と呼ばれていて、広辞苑によると「灸を点じ鍼(はり)を打つべき身体の箇所。全身に数百ヵ所あり、経絡(けいらく)の要所に当り、病気の診断と治療の対象点とされる」と定義しています。WHO(世界保健機関)では全身361ヵ所の経穴を定め、その治療効果を認めています。

覚醒用のツボ、安眠用のツボでバランスを調整

実際に皆さんも肩が凝った時、目の疲れや頭痛、腰痛といった時に、詳しい位置などは分からないまでも、症状改善のために自然とツボを押していたということを後から知って驚かれた方も少なくないでしょう。このようにツボを刺激することで、弱っている機能を強化したり、逆に過剰に反応している機能を沈静化させたりして身体のバランスを整えるのです。

睡眠とツボの関係もまさに同様で、眠気が生じてきた時には覚醒用のツボを刺激して目覚めさせ、逆に精神が高揚しすぎて眠れない時には安眠のツボを刺激して興奮を沈静化させ、眠れるようにします。

仕事中でも違和感なく押して覚醒できるツボ

さて、まず眠気覚ましのツボ。いくつかあるのですが、仕事中でも違和感がなく押せるツボとして、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」があります。ここを両手の指で押すと眠気だけなく、目の疲れや肩こりにも効果があります。髪の生え際で、うなじの外側にある「風池」(ふうち)を押せば、脳への血行が促進され眠気も解消されるでしょう。

会議中や授業中でも机の下でこっそり刺激できるのが、手の中指にあるツボ「中衝(ちゅうしょう)」です。人差し指側の爪の生え際にあるツボを反対側の手の指で挟み込むように刺激をすれば、眠気も吹き飛びます。

覚醒のツボ「百会」は、安眠にも使える不思議

一方、不眠でお悩みの方には、足の裏の踵(かかと)のちょうど中央部にある「失眠(しつみん)」、手のひらの真ん中にある「労宮(ろうきゅう)」のほか、これまた不思議なのですが、眠気覚ましのツボでご紹介した百会が安眠にも効果を発揮します。

普段から規則正しい睡眠を心がけていても、突然眠気に襲われたり、逆に精神が高ぶって眠れなくなることは誰にも起こることです。

そんな時は、ツボ刺激をうまく利用してみるのも良いかもしれません。

【参考】
経穴とは何か  鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 鍼灸学科 佐々木 和郎
一目でわかる! 必ず見つかる! ホントのツボがちゃんと押せる本 高橋書店 ほか。

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