不眠が招く死にもつながる事故

Topics 2014年06月27日(金)

不眠が招く死にもつながる事故

不眠が招く事故

睡眠不足は、思わぬ事故の原因になります。

「健康づくりのための睡眠指針2014」の第1条である「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」では、事故防止のためにも良質な睡眠が大切であると指摘しています。不眠症は、夜に眠れないことに加えて、日中の疲労感、注意、集中力の低下、眠気、意欲の減退などの症状を伴います。不眠症があると、外傷、つまりケガを負いやすくなることが、様々な研究において示されています。では、睡眠不足は、どれほどの危険を招くのでしょうか。

怖い!不眠による死亡事故

日本の研究では、居眠り事故は、他の原因による事故より死亡事故につながりやすいことが示されています。アメリカで起きた、スリーマイル島の原子力発電所事故(1979年)や、スペースシャトルが爆発したチャレンジャー号事故(1986年)などにおいて、睡眠障害がその原因となった可能性が指摘されています。

アメリカの研究では、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間睡眠の人と比べて、居眠り運転の頻度が高いと指摘されています。

また、日本の研究では、夜間睡眠が6時間未満の場合に追突事故や自損事故の頻度が高いと示されています。

睡眠時無呼吸症候群は、事故の確率を約2倍以上高める

睡眠障害の一種でもある睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気を催す原因のひとつとしても知られています。

日本の地域住民を対象とした研究では睡眠時無呼吸症候群の有病率は、男性で9パーセント、女性で3パーセントと頻度が高く、中等度以上の睡眠時無呼吸症候群の患者は、そうでない人に比べて、5年間での複数回の事故経験が約2.4倍であることが分かりました。

徹夜は、ビール大瓶1本飲むのと同じになる

研究のため、朝8時から1日以上、徹夜で無理に起こしておいた人の認知・精神運動作業能力は、夜中の3時(17時間覚醒)で血中のアルコール濃度が0.05パーセントの状態と同程度に低下しました。日本では0.03パーセント以上で酒気帯び運転とみなされます。

さらに翌朝8時(24時間覚醒)では血中のアルコール濃度0.1パーセントの状態と同じほどに低下しました。これはビール大瓶1本を飲用したときと同じです。

睡眠障害により睡眠不足に陥ると、認知能力の低下を引き起こし、大きな事故を招く可能性があるのです。

●睡眠時間が6時間未満の人は、居眠り運転追突事故や自損事故の頻度が高い

●睡眠時無呼吸症候群等の睡眠障害は、事故経験が約2.4倍

●徹夜は、ビール大瓶1本の飲用と同程度の、認知・精神運動作業能力の低下に

【参考】
『厚生労働省第3回健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会』
『厚生労働省健康づくりのための睡眠指針2014』

【提供:武田薬品工業株式会社

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