睡眠と関連する病気:恐ろしい睡眠時無呼吸症候群のひみつ

Topics 2014年06月26日(木)

睡眠と関連する病気:恐ろしい睡眠時無呼吸症候群のひみつ

睡眠時無呼吸症候群の恐さ

無意識に脳に酸素が届いていない!睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠障害には、寝床に入っても眠れない「入眠障害」をはじめとして、様々な種類があります。寝すぎてしまう「過眠症」や、体内時計が乱れる「概日リズム障害」や、今回紹介する「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」もその一つです。

睡眠中の呼吸障害には、いくつかありますが、その85パーセントを占めるのが「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」です。

ヒトは寝ている間にも呼吸をしています。しかし眠っている間に呼吸が止まってしまうのが、睡眠時無呼吸症候群なのです。

なかでも、閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に、のどの筋肉が緩むことで、舌の根の部分が、気道に落ち込んで、空気の通り道である気道をふさいでしまう症状です。

気道をふさぐため、“閉塞性”の名がつけられています。

呼吸が止まると、脳や体に酸素が供給されなくなるために、様々な弊害が起きます。

とくにレム睡眠時は、筋肉は弛緩していても、脳は活発に活動をして、記憶を定着させたり、ストレスを解消したり、筋肉の疲労を回復したりしています。

脳の活動のためには酸素が供給される必要があります。

睡眠時無呼吸症候群を起こすと、脳に十分な酸素が届かないために、記憶が定着できなくなったり、ストレスが残ってしまったり、筋肉が疲れたままになったりします。

また、呼吸が止まるたびに、目が覚めるので、睡眠が浅くなります。熟眠障害、つまり熟睡できない状態に陥るために、翌日に起きたときに、強い眠気が残ってしまいます。

いびきが止まる人は要チェック!睡眠時無呼吸症候群を見分けるには?

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の特徴は、いびきです。

ふさがれた狭い気道を空気が通るために、気道の振動音が、いびきとして響くのです。

激しいいびきと、日中の強い眠気があれば、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

傾向として、肥満体型で、仰向けに寝る人に現れやすい症状です。

日中の眠気が取れず、睡眠中に1時間に5回以上、1回につき10秒以上、呼吸が止まるときは睡眠時無呼吸症候群です。

あるいは呼吸の量が正常呼吸時の半分以下になるときも、睡眠時無呼吸症候群です。

眠気などの自覚症状がなくても、1時間に15回以上の無呼吸や、低呼吸が起きる場合には睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠障害の一種です。良質な睡眠がとれないことで、糖尿病や、うつ病や、高血圧や、ガンなどの病気にかかるリスクが高くなります。

睡眠時無呼吸症候群かもしれないと心当たりがあったら、専門医へ相談しましょう。

【参考】
『誰でもスグできる睡眠障害で眠れない夜の不安をみるみる解消する200%の基本ワザ』
東京医科大学教授医学博士/井上雄一著 日東書院

【提供:武田薬品工業株式会社

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