「睡眠中に息苦しい」――考えられる原因とその対策とは?

Medical 2014年06月22日(日)

「睡眠中に息苦しい」――考えられる原因とその対策とは?

睡眠中の息苦しさ

日中の疲れをとるために欠かせない大切な睡眠。それが「息苦しさ」のせいで満足にとることができなかったら、日常生活に支障を及ぼすことも十分に考えられますよね? みなさんも万が一の場合に備えて、その原因と対策をここでしっかりと学習しておきましょう!

ベッドに入るとなぜか息苦しい……。これって病気?

起きているときは何ともないのに、ベッドで横になる、または寝ているときに突然息苦しくなることってありませんか? この症状が起きる理由にはさまざまな原因が考えられるようです。

1つめは血流の問題。人が寝るときは下肢と心臓が同じ高さになりますよね。この体勢になると起きているときと比べ、血液が心臓に戻りやすくなるので、心臓の負担が増えてしまい、結果的に息苦しくなるという可能性が考えられるということです。

2つめは神経系の問題。横になると、中枢神経系がリラックスした状態になるのですが、何かのきっかけで中枢神経系のサポートが必要な状態になると息苦しくなる、ということもあるようです。

もしかすると「睡眠時無呼吸症候群」の可能性も

3つめは「睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)」という病気です。これは睡眠中に呼吸が止まる、または低呼吸状態に陥るという症状があらわれます。7時間の睡眠で30回以上、もしくは1時間に5回以上上記のような状態が確認された場合は医師の診断がされています。

睡眠時無呼吸症候群は、なぜ引き起こされるのでしょうか? 一番多い原因は、睡眠中に気道が閉じてしまう(閉塞)、または気道が狭くなる(狭窄)ことなんです。これは肥満、鼻アレルギー系の鼻疾患、さらに下顎が小さいなど、幅広い理由により起きるため、大人だけでなく幼児・小児にも発症することがあるということなので、小さなお子さんがいらっしゃる方も注意が必要ですよね。

原因と治療法とは?

夜中に自分で呼吸が止まっていることに気がつけば、すぐに病院に行くことは可能ですが、気づかない場合も十分に考えられます。そんなときのために、この病気によってどのような症状が出るのかを知っておくと確認するための1つのきっかけになるかもしれません。

代表的なものは、(1)いびき、(2)起床した時に頭痛がする、(3)日中の強烈な眠気、(4)夜間の頻尿などが挙げられるようです。みなさんはこれらに思い当たるふしはありませんか?

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、軽症であれば生活習慣の改善でまずは様子を見ることが多いようです。それでもよくならない場合は、マウスピースの着用、鼻マスク療法、外科手術など、さまざまな方法があるのでお医者さんの判断に従って治療に臨みましょう。

【参考】
日本心臓財団
上島医院

Photo by Tor Kristian

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