「朝の疲れとストレス」「日中の眠気」は○○が足りない!?

Lifestyle 2014年06月19日(木)

「朝の疲れとストレス」「日中の眠気」は○○が足りない!?

朝の疲れとストレス

あなたは朝目覚めたときに、疲れやストレスが残っているのを感じた経験はありませんか? ちゃんと寝ているつもりでも、昼間になると異常な眠気が襲ってくるという人もいるかもしれません。そんなあなたに疑われるのは、ある睡眠を取っていないこと。一体何が足りないのでしょうか?

寝ても取れない疲れとストレス……なぜ?

人は生きていれば必ずストレスを感じるようなできごとを、多かれ少なかれ体験するものです。しかし、昼間経験した嫌な記憶というのは、いつまでも残るわけではありません。人はうまく忘れることで心を癒しているのです。

実はこの嫌な記憶を忘れるためには、睡眠が必要不可欠だといわれています。しかもただ寝ればいいというわけではなく、眠った後、間もなくやってくる「深いノンレム睡眠」が必要なのです。

人は夜、7~8時間の睡眠を取る場合、前半に深いノンレム睡眠が出現し、後半に浅いノンレム睡眠が出現するようになっているといわれています。

朝起きたときに昨晩の疲れやストレスがまだ残っている、ちゃんと眠ったはずなのに日中に眠気がくるという場合には、この深いノンレム睡眠が足りていないのかもしれません。

ノンレム睡眠・レム睡眠 睡眠による記憶に対する作用の違い

この深いノンレム睡眠には、昼間経験したストレスを感じる嫌な記憶を消去してくれる働きがあるのです。

浅いノンレム睡眠のときは、手順に関する記憶を定着してくれる働きがあるといわれています。手順に関する記憶とは、例えば、仕事のやり方、料理の順番、自転車の乗り方などのことです。人は浅いノンレム睡眠のときに、いくつかの記憶を結合することで関連付け、一連の手順として身に付けることができるといわれています。

ちなみにレム睡眠は「いつどこで何があった」というエピソード記憶が定着するための時間です。

このように、それぞれの睡眠には記憶に対して行われる作用が変わってくるのです。

深いノンレム睡眠を取る方法

つまり、嫌な記憶を消去してくれる深いノンレム睡眠が、一晩の眠りの中に含まれていなければ、朝起きたときに不快感を覚えるわけです。昨日感じた嫌なできごとがまだリアルに残っているからです。

深いノンレム睡眠は、眠ってから間もなくやってきて、入眠後約3時間以内に出現する深い眠りです。嫌な記憶を消去するためにも、この深いノンレム睡眠をしっかりと取りたいものですよね。

寝る1~2時間前に入浴や軽い運動などで体温を上げておく、アルコールやカフェインなどを避ける、明るすぎる光は避けるなど工夫して、寝つきをよくすることが一つの深いノンレム睡眠を得やすい方法です。

深いノンレム睡眠をゲットして、ストレスフリーの、昼間も眠くならない快適な毎日を過ごしましょう!

【参考】
甲南大学「第1回 「睡眠と記憶について/基本的な睡眠とは」」
さいたま記念病院「よい睡眠をとるために」

Photo by Jenna Carver

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

寝酒はなぜよくないのでしょうか?

整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
ネムジム食堂