妊娠前でも知っておきたい「妊娠初期は眠い」理由

Health & Beauty 2014年06月18日(水)

妊娠前でも知っておきたい「妊娠初期は眠い」理由

妊娠初期の眠気

妊婦さんや、妊活の人はもちろん、女性ならうまく付き合っていかなければいけない体の周期。「妊娠初期に眠くなる」というのは、聞いたことがあるのではないでしょうか。その眠気を引き起こす原因とはなんでしょうか?

あれ?  ちゃんと睡眠をとっているはずなのに眠い

欧州肥満症会議によれば、睡眠不足だと満腹感が感じられず肥満につながるという研究結果が発表されたとのこと。睡眠不足は女性の敵! なんとかスケジュールをやりくりして、睡眠をとるように心がけたいところです。でも時々、ちゃんと寝ているのに「どうしてこんなに眠いの? 」と感じることはありませんか?

もしかしたら、その原因は「女性ホルモン」にあるのかもしれません。女性ホルモンは月経や妊娠のほか、「女性らしい心と体」に関係するもの。「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」があり、この2つが血中に分泌される約1か月が月経の周期となるのですが、プロゲステロンには睡眠作用があるのです。

女性が「なぜか眠くなる」のは妊娠初期だけではない?

生理が始まってから次の排卵までは「卵胞期」といいエストロゲンの分泌が増え、肌や心の調子が整えられ眠りも安定します。一方、排卵から次の生理がくるまでの「黄体期」にプロゲステロンの分泌が増えると、眠くなりやすくなるのです。「妊娠初期は眠くなる」と言われますが、それもプロゲステロンが分泌されているからです。

新たな命を育む時期に体を休めようとするのはとても理にかなっていますよね。妊娠をしていなくても、きちんとホルモンバランスを保つためにきちんと睡眠をとることを心がけようという気持ちになるのではないでしょうか。

「じゃあ、黄体期には夜たっぷり寝ればいいのね!」となればよいのですが、単純ではないのが女性の体の複雑なところ。私たちの体は体温が下がると眠りやすくなるようになっているのですが、この時期には基礎体温は高くもなるのです。そのため、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅くぐっすり眠れなくなったりする場合もあります。

女性の体って不思議!きちんと知って心の準備を

「眠いのに眠れない」というのはつらいですよね。妊娠初期の場合、つわりがひどいとなおさらでしょう。しかも、黄体期は肌の状態が悪くなったり、ホルモンの変動で感情も不安定になったりするのです。

女性にとっては気が重くなる情報ですが、女性にとって良いホルモンバランスの周期は、健康的な生活に欠かせません。そのメカニズムを知っていれば「眠いのに眠れない」、「何だかイライラする」といったことも、女性の体の周期だということがわかり対策をとることもできます。

眠いのに眠れなくても焦らないでください。焦りや不安はストレスになってしまいます。心地よい睡眠やホルモンバランスの保持には、ストレスは大敵なのです。「黄体期が来た」と感じたら、無理をせず、夜寝る前にはお気に入りの音楽を聴くなど、リラックスするように心がけてみてくださいね。

 

【参考】
AFP通信「睡眠不足は肥満のもと、仏大研究」
ユニチャーム「ライブラリー 女性ホルモン」快眠コンソーシアム
「眠りについて知ろうNo.46 女性ホルモンと睡眠」

 

Photo by Mustafa Khayat

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