毎日続く睡眠中の尿意……それは夜間頻尿かもしれません!

Medical 2014年06月12日(木)

毎日続く睡眠中の尿意……それは夜間頻尿かもしれません!

睡眠と尿意

クタクタに疲れて眠っていたのに、朝になる前(しかも、目覚ましアラームがなるちょっと前は特に……)に尿意で目が覚めるのって本当に不快ではありませんか? でも、なぜそのような症状が起きるのかご存知でしょうか?

不快な睡眠中の尿意――それは夜間頻尿?

いつも夜中に1回以上、排尿のために目が覚めて睡眠が途切れてしまう。そんな症状が毎日続くとしたら、それは「夜間頻尿」の可能性があります。

せっかく熟睡しているのに夜中におしっこのために目が覚めてしまうって本当に嫌な気分というか、損した気持ちになりますよね……。

この煩わしい夜間頻尿ですが、就寝中に「2回以上」排尿に行くことが続くようであれば、生活の質(QOL)を保つために治療が必要と考えられているようです。みなさんは、この基準をご存知でしたか?

アナタだけじゃない! 同じ悩みを抱える人がたくさん……

日本排尿機能学会が過去に40歳以上の人を対象に行った調査によると、「1回以上行く」と答えた人が62.9%、「3回以上」が13.5%だったそうです。夜中に1回は行くという人が半数以上いるということなので、このデータから、同じ悩み、煩わしさを抱えている人が結構な数いるということがわかると思います。

夜間頻尿の原因として考えられるのは、(1)多尿・夜間多尿、(2)膀胱蓄尿障害、(3)睡眠障害、(4)加齢現象の4つ。このうち、睡眠障害に関しては高齢になると睡眠が浅くなり、目が覚めやすくなるので夜間頻尿になるということも考えられるため、夜間頻尿のせいで不眠になるのか、はたまた不眠だから夜間頻尿になるのかの判断が難しいと言われています。

夜間頻尿の有効な対策とは?

そもそも排尿とはどのように行われているのか、ご存知の方もここで一緒に再確認してみましょう。

まず尿は腎臓で造られ、尿管を伝わり下腹部の膀胱に運ばれ、そこで一時的に溜められた(蓄尿)後、尿道を通って体外へ排出されます。膀胱が満タンになると自律神経が働き、排尿を試みようとする、という流れなので、「自律神経が排尿か蓄尿かのカギを握っている」ということですね。

ちなみに、夜間頻尿かどうかの診断は「排尿記録」(何時にどのくらいの量が出たか)を3日以上つけ、その記録をもとに原因を推定することが1つの方法として挙げられます。

睡眠障害が原因の場合は、運動不足などの生活改善や睡眠薬を使用する薬剤治療があるようなので、自分で勝手な判断はせずに、医師の診断をしっかりと仰ぐことが大切です。

 

【参考】
館林厚生病院
相川ステーションクリニック

 

Photo by himmelskratzer

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