毎晩、眠れないと心配なアナタは「不眠恐怖症」の可能性も?

Medical 2014年06月11日(水)

毎晩、眠れないと心配なアナタは「不眠恐怖症」の可能性も?

睡眠恐怖症

「寝なくちゃ、寝なくちゃ」と思えば思うほど眠れずにドツボにはまる。そんな経験は誰にでもあるかと思います。しかし、この状態が毎日のように続くのであれば、それは「不眠恐怖症」という病気かもしれません。その場合は、早めに医師の診断を受けましょう。

え!? 「不眠症」という病気は存在しない?

私はビックリしてしまいました……。みなさんは「じつは、不眠症という病気は存在しない」ということをご存知でしたか? たしかに「不眠」という状態はあるのですが、これもただ睡眠時間が短いことを呼ぶものではないようです。

具体的には、下記4つの症状が挙げられます。

(1)入眠困難

寝ようとしても、なかなか寝ることができない。

(2)中途覚醒

夜中に目が覚めると、再び寝ることが困難な状態。

(3)早期覚醒

予定時刻よりも早く目が覚めてしまう。

(4)熟眠障害

浅い眠りが続くため、睡眠をとっても疲労回復しない。

つまり、上記のように夜眠れない状況が続き、さらに日中の生活にも支障がでるという状態を「不眠」と考えるとよいのかもしれません。

「不眠恐怖症」とは、どんな病気なのか?

私にも経験があるのですが、特に翌日に大事な会議や絶対に遅れられないスケジュールがある夜などは、「早く寝なくちゃ」と焦って、返って眠れなくなるということもありますよね。しかし、これが連続して続くようであれば、「不眠恐怖症」かもしれません。

不眠恐怖症は「今日も眠れないのではないか」、「うまく寝つくことができないんじゃないか」といった不安が元になり起こるようです。さらに、実際に眠れない日が続くと「やっぱり今日も眠れなかった……」とさらに悪化していくケースも報告されています。

疲れをとるための睡眠が「睡眠 = 恐怖」に変わってしまう、という状態。これは考えただけでも苦しく、辛い悩みですよね。

真面目で完璧主義者ほど要注意!

不眠恐怖症は真面目で完璧主義者の人ほど陥りやすく、これがさらに悪化すると「うつ病」にもなりやすくなると言われています。

じつに、うつ病の8割以上の人が初期症状の段階から「不眠」を訴えており、さらに、不眠を経験した、または不眠が続いている状態の人のほうがうつ病になりやすいというデータもあるようなので、症状が悪化しないうちに早めにチェックしておきたいものですよね。

治療法としては、医師の診断のもと、生活習慣の改善・認知行動療法などさまざまなものがあるようです。いずれにせよ、自分ひとりで不眠の悩みを抱え込まず、快適ライフを取り戻すためにも早めに医師のところへ行くように心がけましょうね!

 

【参考】
日経ビジネス
上島医院

 

Photo by Juanedc

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