睡眠不足は肥満のもと!? 空腹感に隠された事実とは

Lifestyle 2014年06月07日(土)

睡眠不足は肥満のもと!? 空腹感に隠された事実とは

空腹と睡眠アイキャッチ

「昨日は寝ないでがんばったから、もしかしたらダイエット効果もあるかも」。体重を気にしている人なら、そんなふうに思いたいのは無理もありません。でも、最近の研究によると、意外にも睡眠不足と肥満とは大いに関係があるそう。その理由は?

空腹感の真実~活動量に比例するだけじゃなかった!

起きている時間が長くなると、必然的に寝ているよりも活動量が増えます。「夜食はほどほどにしないと……」と思いつつも、ついつい食べてしまっている自分に気づくことがあります。

「活動量に比例して消費カロリーも増えるから、お腹が空くのも当然! ちょっと食べたからって、そんなに太らないでしょ」と、言い訳じみた考えを持ちがちですよね。

でも、最近の研究報告によると『起きている時間が長くなる=食べる量が増える』という単純な公式は成り立たないようです。ダイエットしている人にとって、恐ろしい事実が解明されてきています。

睡眠時間が短い人は肥満が多いってホント?

シカゴ大学の研究によると、睡眠が不足すると「欲しい!食べたい!」という感情をつかさどっている血液中の2-アラキドノイルグリセロールという物質が増えるそう。

健康な20~30代の男女を、8時間半の睡眠をとってもらうグループと4時間半の睡眠をとってもらうグループに分け、それぞれ6日間実行してもらうという方法で実験を行った結果、4時間半のグループのカロリー摂取量が、6時間半のグループを上回ることがわかりました。つまり「睡眠時間が不足すると満腹感を感じにくくなってしまい、食欲が増進されてしまう」ということが再度裏付けられたのです。

感情は人の行動に大きな影響を与えるもの。それをコントロールするのはなかなか大変ですが、さらに食欲を増進させてしまう物質が出るとは、ダイエット中の人にとっては痛いですよね!

グレリンとは? もっとある肥満につながる原因

血中の2-アラキドノイルグリセロール増加がダイエット中の人に痛いという事実だけでも、睡眠不足がいかにマイナス影響をもたらすかが分かるのですが、問題はそれだけではありません。

それは、グレリンという物質が多く分泌されることも関係しています。グレリンとは食欲増進ホルモンのことで、通常は、レプチンという食欲抑制ホルモンとバランスよく分泌されています。

ところが、睡眠不足の後ではこのグレリンが増加するだけでなく、嗜好も甘いものや塩分の多いもの、炭水化物などが欲しくなるという傾向があります。

「今度こそダイエット成功!」と願うあなた。いろんなダイエット法を試すのもいいですが、十分な睡眠がとれているか、今一度見直してみる必要がありそうです。

 

Photo by Deepjoy

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