頑張りすぎのあなたに、15分睡眠のススメ

Lifestyle 2014年06月03日(火)

頑張りすぎのあなたに、15分睡眠のススメ

15分睡眠のすすめアイキャッチ

仕事や勉強、あるいは趣味や遊びで1分1秒が惜しい……そんな時、限られた1日24時間をやりくりするために、つい睡眠時間を削ってしまい、それがいつしか当たり前になっていませんか? 「自分ではままならない」そんな風にあきらめないで、ちょっと実践しやすいことを試してみませんか?

日本人は睡眠を侮りすぎ? 世界でも睡眠時間が短い

仕事が忙しい時、何か夢中になっている時、眠る時間が惜しいと感じてしまうこともありますよね。日本にはそんな人が多いのでしょうか、世界と比べても睡眠時間が短いというデータがあります。

OECD(経済協力開発機構)が15歳以上を対象に2009年に行った、世界の18か国の睡眠時間の調査報告によれば、日本は最下位の韓国に次ぐ17位の7時間50分。「それだけ眠れば十分!」なんて思っていませんか? でも睡眠時間が一番長いフランスは8時間50分、日本と韓国を除く全ての国は8時間以上というデータなのです。

もちろん睡眠時間は人それぞれ。それに仕事となると、スケジュールや取引先の都合など、自分ではままならないこともありますよね。でも寝不足だと「ここが頑張り時!」っていう時に「イライラする」「集中できない」といった状況に陥ってしまうという覚えはありませんか? そんな、いつも忙しい人に実践してもらいたいのが「昼寝」です。

15分睡眠で、午後のあくびが減るかも?

「休憩時間とはいえ職場で寝るのは気が引ける」と気乗りしない方、「短時間寝たぐらいで効果あるの?」と半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。では実際、昼寝をした人、していない人を比べたデータを見てみたらどうなるでしょう?

実際の労働者を対象に、月曜日から週末までの5日間、職場でとる昼休みの仮眠の効果を調べた調査があります。それによれば、昼に仮眠をとらない場合、午後の眠気は週のはじめから週末にかけて増加したのに対して、15分程度の昼寝をした場合には午後の眠気が低い値で推移するという結果が出ています。

さらに被験者の声を聞いてみると、昼寝をした方がよいという意見が大多数で、わずかにどちらでも変わらないという意見もあります。ほかにも仮眠後は身体が軽くなる」、「午後のあくびが減り、単調な作業でも眠くなりにくい」などの仮眠に対する好意的な感想も得ることができたと言います。

お昼休憩をかしこく使って、仕事の能率アップを目指そう

週の後半に昼寝の効果が出てきたのは、被験者の人たちも徐々に慣れてきたという状況を反映しているのかもしれません。あるいは連日の睡眠不足や疲れが週の後半に顕著になってきた可能性もありますが、いずれにしても週の半分の午後の能率で差がつくことをデータは物語っているのです。

ただ、昼寝をしても夜眠れなくなってしまっては無意味ですよね。でも心配は無用です。仮眠をとっても夜間の睡眠には影響はないとの結果も出ています。むしろ昼寝をした人の中には夜寝付くまでの時間が短くなった例もあったというのですから、1日たった15分の昼寝を試してみる価値はあると思いませんか?

午後に集中力が途切れがちであることを感じていたり、同僚から「疲れた顔しているけど大丈夫?」などと言われたりすることがあったら、一度、思い切ってお昼寝タイムをもうけてみてはいかがでしょうか。職場にもお昼寝のメリットが理解されて、周囲も巻き込んでより心地よい職場環境・睡眠環境が整うといいですね。

 

【参考】
内閣府「日本睡眠学会に聞く!睡眠に関するQ&A」
日常生活における快適な睡眠の確保に関する総合研究

 

Photo by b_d_solis

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

寝る直前に食べない方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
ネムジム食堂