睡眠中に「ビクッ」となるのはどうして?

Lifestyle 2014年06月02日(月)

睡眠中に「ビクッ」となるのはどうして?

睡眠中に「ビクッ」となるアイキャッチ

眠っている最中に体がビクッとして目を覚ます。多くの人がそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。人だけでなく犬もビクッとして目を覚ますのを見かけて思わず笑ってしまったことのある人もいるでしょう。この現象はどうして起こるのでしょうか? その正体に迫ります。

睡眠中に「ビクッ」となるシチュエーションとは

寝ている時に、落下しているような感覚になり、体がビクッとなる。この現象には「ジャーキング」という立派な名前がついています。「jerk」とは「急に動く」などといった意味の英語です。どうしてこんなことが起こるのでしょうか。

まず、ジャーキングが起こった経験(あるいはそんな人を見た時のこと)について思い出してみてください。授業中や会議中などでうつらうつらしている時に多いと思いませんか?ジャーキングは寝入りばなに起こりやすい現象のようなのです。

そして、あなたがびっくりして目を覚ますと、周りにバレて笑われていたり、周りがリアクションをとっていなくても、誰かが見ていたのではないかと一人恥ずかしく思ったりという経験があるのではないでしょうか。また、電車の中などであなたが誰かのジャーキングを見かけたという経験はありませんか?

ジャーキングの起きるしくみ

このジャーキング、無理な姿勢や疲れが原因で引き起こされるようです。なるほど、ばれたくないシチュエーションに限ってよく起きるわけですね。「眠そうな顔を隠そうとしているうちに、つい寝てしまった」そんな時こそジャーキングを起こしやすいのです。

では、体では何が起こっているのかというと、それは筋肉のけいれんです。ジャーキングのように、自分の意思とは無関係に筋肉が素早く収縮する症状は「ミオクローヌス」と呼ばれています。横隔膜が起こすしゃっくりもミオクローヌスの一種。こむら返りにも感覚的に似ていますが違います。ミオクローヌスは「無意識」「瞬間」がポイントなのです。

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「もしかして何かの病気の予兆?」と心配な人もいらっしゃるかもしれません。このジャーキングは、先ほど述べた通り睡眠環境によって誰でも起こりえるものです。ただ、原因のひとつである「疲れ」は様々な体の不調にもつながります。

まずは、退屈な勉強や会議があっても居眠りをしてしまうことがないように、また疲れ由来のジャーキングを防ぐために、夜、十分な睡眠をとるように心がけてみてはいかがでしょうか。良質な睡眠がとれるように、カフェインを控えたり、自分なりのリラックス方法を見つけたりしてみてください。

「夜、ちゃんと寝ているのにジャーキングが起きる」という場合には、あなたが思っている以上に体が疲れているのかもしれません。また、なかにはミオクローヌスの症状が現れる病気もあります。不安なことがある時には、お医者さんに相談してみるようにしてください。

 

【参考】
町医者の「家庭の医学」みやけ内科・循環器科

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