高血圧が治らない……そんなアナタは睡眠障害の可能性あり!?

Medical 2014年05月31日(土)

高血圧が治らない……そんなアナタは睡眠障害の可能性あり!?

高血圧と睡眠障害アイキャッチ

睡眠時間と高血圧の関係とは?

5時間の睡眠と6時間の睡眠。たった1時間しか違わない睡眠時間ですが、シカゴ大学の研究者らが睡眠不足と考えられる中高年を対象に行った研究報告によると、なんと5時間のグループのほうが37%も高血圧になる割合が高かったそうです。

通常、人の血圧は1日の中で上がったり下がったりするものですが、睡眠障害などで睡眠時間がしっかりととれていないと、血圧が下がるはずの夜中にも日中と同じ血圧の数値のままという状態になってしまうのです。

夜間高血圧の実態を解明する!

この状態を「夜間高血圧」といいます。それでは、この夜間高血圧の何が問題なのでしょうか? 簡単にいえば、病気になるリスクが高くなります。脳卒中や心筋梗塞になるリスクが一般的な高血圧の人の6倍ともいわれています。

夜間高血圧のタイプは「夜間昇圧型」(夜間に血圧が上がる)と「夜間非降圧型」(夜間に血圧が下がらない)の2つに分けることができますが、どちらも内臓にダメージを与え、病気を引き起こす原因となるので注意が必要です。

この夜間高血圧の診断基準は、睡眠中の上の血圧が120mmHg、下の血圧が70mmHgといわれており、家庭用の血圧計でも十分に測定が可能です。睡眠不足にお悩みの方は、ぜひ一度、夜間の血圧を測定してみてはいかがでしょうか?

夜間高血圧の原因と対処法とは?

夜間高血圧が危険だということは十分におわかりいただけたかと思います。実は、夜間高血圧は睡眠障害に限らず、心不全などによって引き起こされる血液量の増加や糖尿病による自律神経障害、また抑うつ状態でも起きる可能性があります。

この夜間高血圧は、日中の血圧だけを測定してもわからないので注意が必要です。夜間の血圧は、24時間の血圧の変動を図ることができる自由行動下血圧測定などを使用すると知ることができます。高血圧対策として日々の生活に運動を取り入れたり、食事の改善を図るなどしても血圧が高いままなら、お医者さんの診断を受けることをおすすめいたします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

「休日の寝だめで睡眠不足を解消!」 これはなぜよくないのでしょうか?

正解はこちら
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
ネムジム食堂