理想的な睡眠を実現するために、眠りの睡眠周期を整えよう!

Medical 2014年05月30日(金)

理想的な睡眠を実現するために、眠りの睡眠周期を整えよう!

理想的な睡眠のための睡眠周期アイキャッチ

メジャースリープを理解しよう

あなたは健康的な質の良い睡眠を確保できていると思いますか? 少しでも心配事がある方は「メジャースリープ」を理解して、すっきりと目覚める良い眠りを手に入れましょう!

ノンレム睡眠とレム睡眠という言葉を聞いたことはありませんか?

簡単にいうと、レム睡眠は、脳が働いていて体が休んでいる状態のことをいいます。脳が働いているため、夢を見ることが多いのも大きな特徴です。ちなみにこのレム睡眠中に急に起こされた場合、それまで見ていた夢を覚えていることが多いようです。

ノンレム睡眠は、レム睡眠とは対照的に、脳が休息している状態です。そのため、物音などで目が覚めることもなく、強引に起こされてもすぐには頭が働きません。

このレム睡眠とノンレム睡眠を理想的な順番でとることが、眠りの質を高めるための秘訣なのです。

理想的な睡眠周期のメジャースリープとは

睡眠のスペシャリストといわれる、国立精神・神経医療研究センターの部長である三島和夫氏によると「健康な睡眠では、90分おきにレム睡眠が表れます。レム睡眠は主に体を休めるものですが、それ以外のノンレム睡眠では、はじめのほうに特に脳をしっかり休める深い睡眠が出て、後半になるにつれて浅くなる」とのことです。この構造を三島氏は「メジャースリープ」と呼んでいます。

レム睡眠の後にやってくるノンレム睡眠時では、脳は深い休息状態にあり、細胞の修復活動やタンパク質の合成、肌の修復もおこなう成長ホルモンが多量に分泌されます。ちなみに、眠りはじめてから3時間ぐらいまでのノンレム睡眠時に、成長ホルモンは最も活発に分泌されます。

昼寝はメジャースリープの敵?

毎日十分な睡眠がとれればよいですが、忙しく毎日を過ごしていると、夜に必要な睡眠時間を確保できない場合もあるでしょう。そのようなときは、昼間に仮眠をとると、その後の覚醒レベルが上がって作業能率の改善を図ることに役立つ可能性があると言われています。しかしこの場合、昼寝の時間は30分以内の仮眠が望ましいようです。

あまり長く昼寝をしてしまうと、ゆっくりと脳を休めるはずの夜の時間帯に「深い睡眠」がとれなります。夜に「メジャースリープ」が維持できなくなると、効率的に脳を休めることができなくなってしまうのです。

また、成長ホルモンの分泌も減少してしまいますし、体の疲労もとることができません。

健康を保つ上でも「メジャースリープ」をしっかりと維持することはとても大切です。睡眠は、なるべく夜に十分な時間とるようにしましょう。

【参考】
NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版
「深い睡眠」が「よい睡眠」とは限らなかった――睡眠の正しい改善法とは
厚生労働省健康局 健康づくりのための睡眠指針2104

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