日中の眠気と戦うには体内時計が重要!?

Medical 2014年05月28日(水)

日中の眠気と戦うには体内時計が重要!?

眠気と戦うにはアイキャッチ

文明的な生活が体内時計の乱れを起こしていた?

人は古来、太陽とともに起き、暗くなったら眠るという生活をしていました。これは脳内の睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンという物質が光に反応して分泌されるので、時計が無い時代でも、人は同じ時間に起きて眠ることができたのです。

ところが、文明の発達とともに夜でも明るい場所でさまざまなことができるようになると、睡眠時間が短くなっていき、生活の都合で体内リズム(体内時計)が作られるようになりました。

本来、目が覚めて14時間ほどでメラトニンが再び大量分泌されて脳が休息状態に入ろうとするのですが、電気の光の中にいると脳が昼間だと錯覚してメラトニンをいつ分泌してよいかわからない状態になってしまいます。

また、夜が明けても遮光カーテンによって部屋に朝日が入らない状態で眠ることができるようになり、目が覚める時間がわからず体内時計が狂ってしまう人も増えています。

眠気と戦うには規則正しい睡眠のリズムが重要

夜更かししながら遅い時間まで暴飲暴食をしていると、寝ようと思っても胃腸が活発に動いて、なかなか眠れないことがあると思います。このような不規則な食生活を続けていると夜間でも脳がいつ夜なのかわからなくなって、眠ろうとしても脳は「いまは昼? 夜?」という状態になり、自信を持ってメラトニンを大量に分泌する指令が出せなくなってしまうのです。

このリズムのズレを正さないまま、無理やり起きて生活していてもなかなか眠気はとれません。このような日々が続くと、深刻な睡眠障害を引き起こしてしまう可能性がありますので、そうなる前に早期の改善が必要です。

体内時計は毎日リセットされます

体内時計の乱れが続くと、生活習慣病やホルモンバランスの乱れなどさまざまな疾患を引き起こすリスクを抱えることになります。

夜眠っているのに、朝に眠気が残っているときは、体内時計の乱れによりメラトニンの分泌が減少してきた可能性があります。

しかし、本来体内時計は、どんなに眠くても朝に太陽の光を浴びるとリセットされます。太陽の光で脳が朝と認識し、朝食をとることで胃腸が動き出し内臓も活動を始めます。このような規則正しい生活を始めれば、次第に体内時計のズレも次第に正常に戻るでしょう。重大な睡眠障害になる前に体内時計のリズムを回復させましょう。

いかがでしたか?

毎朝太陽の光を浴びて、朝食をとって規則正しい生活を始めることは、初めは大変かもしれませんが、慣れれば爽やかな1日の始まりになりますよ。

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