睡眠が仕事に与える影響について

Work 2014年05月25日(日)

睡眠が仕事に与える影響について

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睡眠は仕事にどう影響しているのでしょう?

睡眠時間が少なくなると、些細なことに対してもストレスを感じるようになってしまいますが、それは大脳の機能が低下するからです。大脳の機能が低下すると、扁桃体が過剰に反応し、緊張する状態を引き起こします。

そこで、些細なことで精神的負荷を感じたり、少しでも自分の意に沿わない行動をする人に対して敵視したりするのです。

扁桃体で起こった現象はそのすぐ後ろに位置する海馬に記憶され、同じような現象が起こると警鐘を鳴らすようになります。こうしてほんの小さなことが降り積もって、ストレスが雪だるま式に増大していくのです。

精神的ストレスが増加することで、眠れなくなるという声も耳にします。つまり、いったん眠れないサイクルに入ってしまうと、より眠れなくなるという悪循環が起こるのです。

また、仕事を効率化させるには脳の中の情報の整理も必要不可欠です。情報の整理に重要なのは記憶の定着と消去です。この記憶の定着と消去の作業は睡眠時に行われることがわかってきています。

記憶の定着の重要性は言わずもがなですが、消去の作業も仕事の効率化には大切です。それは、消去することによって新たな情報が入るスペースを確保するからです。

睡眠と記憶能力の関係性

記憶には、言葉に表せる記憶と言葉に表せない記憶の2種類があります。言葉に表せる記憶の中には、フローの理解やビジネス用語の記憶などがあります。言葉に表せない記憶には、自転車の乗り方や一般的なコミュニケーションの取り方などがあります。身体が覚えている記憶といえます。

具体的な実証としては、24の単語を記憶して3時間後にテストしたグループと、3時間の睡眠をとった後にテストをしたグループとでは、約2倍の記憶能力の差異が見られました。

すなわち記憶は眠った方が定着するのです。

また、身体が覚えている記憶の優位性については、パソコンのタイピング操作などの動きに差が現れます。こちらは、眠った方が約4倍にのぼる処理能力を発揮することがわかっています。これは睡眠によって情報が整理され脳の空き容量ができたことにより、動きを効率化できた結果であるといえます。

目が覚めてから一番仕事の能率が上がる時間帯は?

人は眠っている間に脳の中で情報の整理がなされているということがわかってきましたね。

このことから考えると必然的に、起きて間もない午前中の時間に脳を使う仕事をすると効率が良くなるといえるでしょう。

朝起きた時が、頭が一番すっきりしているのです。会社に到着したばかりだと、なかなか身が入らずメールチェックなどをダラダラとしてしまいがちですが、その時間こそ有効に活用した方がよいのです!

十分な睡眠をとることはもちろん、睡眠の構造を知って、仕事の効率性を高めていきましょう。

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